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Big Data Integration ServerV1.4.0 加工編リファレンス集
FUJITSU Software

1.3 shunreplace

名前

shunreplace -- 連結処理


形式

shunreplace

-s replace用動作環境ファイル
-j 連結条件ファイル
[ {可変項目名=定義値 } ... ]


機能説明

入力ジャーナルファイルおよび入力マスタファイル(複数のCSVファイル・XML文書またはshunreplaceコマンドに標準入力より与えたCSV・XML)を入力として選択・連結処理を実行し、編集結果をCSV形式のファイルとして出力します。


オプション


-s replace用動作環境ファイル

入力ジャーナルファイルおよび入力マスタファイルなどを定義した動作環境ファイルを指定します。replace用動作環境ファイルの内容については、“1.3.1 replace用動作環境ファイル”を参照してください。


-j 連結条件ファイル

文字コード、ファイル形式または編集条件などを定義した連結条件ファイルを指定します。連結条件ファイルの内容については、“1.3.2 連結条件ファイル”を参照してください。


可変項目名=定義値

各種定義ファイルの実行パラメタのパラメタ値に指定された可変項目を、本コマンドに指定した定義値で置き換えて処理します。
各種定義ファイルでは、置き換える可変項目をアットマーク(@)で括って記述します。
可変項目名を複数指定する場合は、半角空白で区切ってください。

注意

  • 可変項目名は、最大128文字です。(@を含まない)

  • 同一の可変項目名を指定することはできません。

  • 可変項目名は、半角英数字(大文字または小文字)を使用してください。先頭文字は英字を使用してください。

  • 定義値は、以下の文字コードで指定してください。下記以外の場合は、正常に動作しない場合があります。

    • ASCIIの文字の範囲

    • システムロケールの文字コードとデータの文字コードが同じ場合は、日本語(マルチバイト文字)

  • 定義値に空文字を指定する場合は、「可変項目名=」だけで記載してください

  • 可変項目名以外(例えば、条件式のキーワード)に「@文字列@」の文字を指定する場合は、可変項目名と重複しないように気をつけてください。

  • コマンドで指定された可変項目名が、各種定義ファイルに設定されていない場合、その可変項目は利用されずに処理が継続します。

  • 定義ファイルに「@文字列@」が指定されているが、コマンドラインにその「文字列」が可変項目として指定されない場合は、定義ファイルの「@文字列@」は、可変項目と見なされずに、動作します。

  • シェルスクリプト中に可変項目を指定したコマンドを記述した場合に、OSまたは、実行シェルにおけるコマンドラインの文字制限により、可変項目の指定内容が途中で切られる場合があります。実行するOS、実行シェルの文字制限を確認して本機能を利用してください。

  • 可変項目名に、シェルのメタ文字や制御文字を指定する場合、以下のようにエスケープや二重引用符(")で括る必要があります。
    詳細は、シェルスクリプトのマニュアルを参照してください。

    • 定義値に空白が含まれる場合は、二重引用符(")で囲う、または、エスケープする(\[空白]と指定)必要があります。

    • 定義値に二重引用符(")が含まれる場合は、エスケープする(\" と指定)必要があります。

参照

可変項目名の指定例については、“導入・運用ガイド”の“可変項目の指定”を参照してください。


使用例


終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0:正常終了
2:警告
0、2以外:異常終了(エラー)


以下のいずれかの場合、終了ステータスとして「警告」が返されます。

注意

出力結果は、replace用動作環境ファイルにParallelNumが指定されていない場合、入力ジャーナルファイルの並び順で出力されます。