数値型のデータを文字列型に変換して取り出す場合は、val_to_string関数を指定します。
取り出す形式として、カンマ、小数点または符号などを付加できます。
入力データ
型番 | 製品名 | 半期売上げ |
RGA0001 | 3ドア冷蔵庫A1 | 1234.56 |
例1
指定した桁にカンマと小数点を付加して、文字列として取り出します。
val_to_string($半期売上げ, "9,999.99") |
結果
半期売上げ |
1,234.56 |
例2
先頭に符号を付加して、小数部1桁で切り捨てて、文字列として取り出します。
val_to_string($半期売上げ, "S9999.9") |
結果
半期売上げ |
+1234.5 |
例3
値がない桁に0を付加した文字列として取り出します。
val_to_string($半期売上げ, "00000.000") |
結果
半期売上げ |
01234.560 |
ポイント
この関数では、処理によってデータ型が変更されます。出力データを別の処理で使用する場合は、注意してください。
関数名 | 入力時のデータ型 | 出力時のデータ型 |
val_to_string関数 | 数値型 | 文字列型 |
参照
val_to_string関数の指定方法の詳細については、“リファレンス集”の“val_to_string関数”を参照してください。