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Big Data Integration ServerV1.4.0 加工編導入・運用ガイド
FUJITSU Software

4.4.3 数値を文字列に変換する

数値型のデータを文字列型に変換して取り出す場合は、val_to_string関数を指定します。

取り出す形式として、カンマ、小数点または符号などを付加できます。


入力データ

型番
製品名
半期売上げ
RGA0001
3ドア冷蔵庫A1
1234.56

例1

指定した桁にカンマと小数点を付加して、文字列として取り出します。

val_to_string($半期売上げ, "9,999.99")

結果

半期売上げ
1,234.56

例2

先頭に符号を付加して、小数部1桁で切り捨てて、文字列として取り出します。

val_to_string($半期売上げ, "S9999.9")

結果

半期売上げ
+1234.5

例3

値がない桁に0を付加した文字列として取り出します。

val_to_string($半期売上げ, "00000.000")

結果

半期売上げ
01234.560

ポイント

この関数では、処理によってデータ型が変更されます。出力データを別の処理で使用する場合は、注意してください。

関数名

入力時のデータ型

出力時のデータ型

val_to_string関数

数値型

文字列型

参照

val_to_string関数の指定方法の詳細については、“リファレンス集”の“val_to_string関数”を参照してください。