3.4.3 CSV形式をXML形式に変換する

出力形式の自由化機能を利用することで、CSV形式の入力ジャーナルファイルを、XML形式に変換できます。
この場合、リターン式の出力形式に、出力したいXML形式を指定します。

入力ジャーナルファイル

"会社名","従業員ID","氏名"
"富士通株式会社","A1010","鈴木孝"
"富士通株式会社","A1111","田中孝"
"富士川電気","A1010","中川仁"
"富士川電気","A1211","中沢正"

連結条件

入力項目定義
(ListDef)

{
     document(Journal){$会社名     会社名,
                       $ID         従業員ID,
                       $氏名       氏名
        }
}

リターン式
(OutputDef)

 {"HEAD{<?xml version="1.0" encoding="Shift-Jis" ?>\n<root>\n}
   DATA{\s<Member><ID>%2%</ID><Name>%3%</Name><Comp>%1%</Comp></Member>\n}
   TAIL{</root>}"

   $会社名,$ID,$氏名}

連結結果

<?xml version="1.0" encoding="Shift-Jis" ?>
<root>
 <Member><ID>A1010</ID><Name>鈴木孝</Name><Comp>富士通株式会社</Comp></Member>
 <Member><ID>A1111</ID><Name>田中孝</Name><Comp>富士通株式会社</Comp></Member>
 <Member><ID>A1010</ID><Name>中川仁</Name><Comp>富士川電気</Comp></Member>
 <Member><ID>A1211</ID><Name>中沢正</Name><Comp>富士川電気</Comp></Member>
</root>

参照

出力形式の詳細については、“リファレンス集”の“連結機能のリターン式”を参照してください。