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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング
FUJITSU Software

A.7.3 帳票を表示、またはリスト管理サーバに接続するとエラーメッセージが出力される。
「リスト管理サーバと接続できませんでした。」または「リスト管理サーバとの通信で異常が発生しました。」

[発生するVL]

Solaris版全VL

[原因1

≪Solaris版6.0の場合のみ≫

ログインIDで指定したユーザのホームディレクトリが、リスト管理サーバに存在しない。または、そのユーザにホームディレクトリへの書き込み権が無い。

[対処1

ログインIDで指定したユーザのホームディレクトリが、リスト管理サーバに存在するか確認し、存在しない場合は作成してください。また、そのユーザにホームディレクトリへの書き込み権を付けてください。


[原因2

≪Solaris版6.0の場合のみ≫

Solarisのメッセージキュー資源または共用メモリ資源が不足している。

[対処2

運用において、各カーネルパラメタのデフォルト値を超える場合は、カーネルパラメタの調整を行ってください。

本ソフトウェアに関係するSolarisのカーネルパラメタ名と設定値として必要な値を以下に示します。

注1)帳票登録時の実行多重度数は、以下の場合に考慮が必要

注2)×2、および×4は、運用監視機能または入力監視機能の使用時に考慮が必要


[原因3

KOL1オーバレイをKOL5として登録した。

[対処3

正しいオーバレイを登録してください。

サーバ動作環境ファイルにJEF形式(KOL1)オーバレイの格納先を指定(キーワード:OVL=)した後、KOL1オーバレイを指定したディレクトリに格納してください。


[原因4

DISKの以下のいずれかのパーティションが使用量100%である。

[対処4

不要なファイルを削除するなどして、ディスクに十分な空き容量を確保してください。


[原因5

≪Solaris版6.0の場合のみ≫

標準コード変換のライブラリ(libicv.soおよびlibicv.so.1)に対する、次のシンボリックリンクの設定がされていない。

[対処5

標準コード変換のライブラリ(libicv.soおよびlibicv.so.1)に対して、次のようにシンボリックリンクを設定します。

# ln -s /$DIR/FSUNiconv/lib/libicv.so /usr/lib/libicv.so 
# ln -s /$DIR/FSUNiconv/lib/libicv.so.1 /usr/lib/libicv.so.1

$DIRは、List Worksのインストールディレクトリです。


原因6

リスト管理サーバのフォルダや帳票の数が多い。

説明6

List Worksの帳票を問題なく運用するために、フォルダ数および帳票数を考慮する必要があります。

保管フォルダ数および保管フォルダ内帳票数の推奨値と限界値については、“運用手引書”を参照してください。

対処6

不要なフォルダや帳票を削除してください。