[発生するVL]
Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL
[原因1]
オーバレイの履歴管理を行っていない。
[説明1]
オーバレイの履歴管理を行っていないと、後から登録したオーバレイを上書きします。
[対処1]
オーバレイの履歴管理を行う設定をしてください。
■Windows 版List Worksの場合
V6.0L10の場合はリストナビの【リスト管理サーバオプション】ダイアログボックス、V7.0L10以降の場合は【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスを表示し、【登録】タブの「オーバレイ」で、「履歴管理を行う」にチェックしてください。
■Solaris版/Linux版List Worksの場合
サーバ動作環境ファイルに履歴管理を行うよう、設定してください。
≪注意≫
リスト管理サーバ上のオーバレイを履歴管理する場合、Windows 版List Worksは4096世代まで、Solaris版/Linux版List Worksは255世代までとなります。
マイコンピュータのオーバレイを履歴管理する場合は、双方とも255世代までとなります。
[原因2]
オーバレイの履歴管理を行っていて、同一日に同一名のオーバレイを登録した。
[対処2]
Windows版V6.0L10/Solaris版6.0の場合、またはWindows版V7.0L10~V8.0.1でHOST PRINTが資源管理するオーバレイを使用する場合
同一日に同一名のオーバレイがすでに登録されている場合には、別の日に登録してください。
Windows版V7.0L10~V8.0.1でHOST PRINT以外が資源管理するオーバレイを使用する場合、Solaris版V8.0.0以降、またはLinux版の場合
情報連携機能で、印刷データの作成時刻を指定してください。
Windows版V9.0.1以降で、HOST PRINTが資源管理するオーバレイを使用する場合
情報連携機能で、印刷データの作成時刻を指定してください。
【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスの【登録】タブで、HOST PRINTが資源管理するオーバレイの履歴管理を「年月日時分で履歴を管理する」と設定してください。この際、「新しいオーバレイに、1世代前のオーバレイの帳票項目を引き継ぐ」にチェックを入れることをおすすめします。
[原因3]
新しいオーバレイを表示したい帳票を登録したとき、新しいオーバレイの日付が、すでに登録されている帳票の作成日付よりも古い。
[対処3]
新しいオーバレイを表示したい帳票を登録する直前に、新しいオーバレイの日付を更新してください。