必要に応じて、配信出力サーバの環境設定ファイル(lwdstwtr.ini)を編集します。
なお、配信出力サーバの環境設定ファイルを編集する場合は、配信出力サービスを停止してください。また、編集後に配信出力サービスを開始してください。
環境設定ファイルは以下の場所に格納されています。
List Worksのインストール先フォルダ\Distribute\writer\conf\lwdstwtr.ini
配信出力サーバの環境設定ファイルの編集規約と、ダイレクト印刷に関するセクション/キーについて説明します。
編集形式
1行1項目で指定してください。
キーと値の指定は、「キー=値」の形式で指定してください。
設定値の前後に全角の空白文字や半角の空白文字を入力しないでください。また、設定値の後は改行してください。
コメントを記述する場合は、行頭に「#」を記述してください。
行は削除しないでください。
追加した行の最後は、必ず改行してください。
シフトJISコードで記述してください。
セクション名およびキー名は変更しないでください。キー名を誤って指定した場合、設定は無効となります。
同一のセクション名または同一のキー名が重複して指定された場合は、後で指定した値が有効となります。
セクション/キーの説明
帳票印刷のGlassFish Serverクラスターに関する設定を行うセクションです。
帳票の非転送(配信管理サーバと配信出力サーバが同じサーバの場合)を設定するキーワードです。
配信管理サーバと配信出力サーバが同じ筐体の場合、帳票印刷時に配信管理サーバから配信出力サーバに帳票データやオーバレイなどを転送しない場合に指定します。
本指定により大量ページの帳票の印刷性能が向上します。
ON :帳票データやオーバレイなどを転送しない。 OFF:帳票データやオーバレイなどを転送する。(初期値)
注意
配信管理サーバと配信出力サーバが同じ筐体のとき、GDI印刷を利用する場合は、設定しないでください。
帳票印刷の印刷項目に関する設定を行うセクションです。
シフトJIS範囲外の文字(利用者定義文字を除く)のデバイスフォントでの印刷を設定するキーワードです。
利用者定義文字を除くシフトJIS範囲外文字をイメージではなく、デバイスフォントを使用して印刷する場合に指定します。
ON :デバイスフォントを使用して印刷する。 OFF:デバイスフォントを使用して印刷せずにイメージで印刷する。(初期値)