移行作業での注意事項を示します。
クライアントで以下の機能を使用する場合は、ListWORKS 10.0以前のクライアントと本バージョンのクライアントを共存させることはできません。クライアントをバージョンアップしてください。
ページごと異なる範囲の帳票項目を設定する機能を使用する
旧バージョン List Worksで登録した帳票において、印刷資源がなく、List Works帳票が作成されていない場合は、移行時にList Works帳票を作成します。このため、印刷資源がない帳票は、デフォルトFCB、オーバレイなしの状態で移行されます。
LISTVIEWクライアントからList Worksサーバには接続できません。List Worksに移行する場合は、同時にLISTVIEWクライアントからList WorksクライアントまたはWebクライアントでの運用に切り替えてください。
受信フォルダ名に半角文字の「/」がある場合は「_」(半角アンダーバー)に変更されます。
移行される保管フォルダのプロパティ情報は、保管フォルダ作成時の初期値が設定されます。
受信フォルダの振り分け先となる保管フォルダは、振り分け先を設定した時の保管フォルダが対象になります。移行した場合は、移行した保管フォルダに対して、受信フォルダの振り分け先の再設定が必要になります。
移行ツールは、移行前の物理パスを指定した登録ができるように、移行前の物理パスと移行後の論理パスの対応関係を自動で設定します。このため、移行した保管フォルダを変更、移動、複写、削除した場合、対応関係を設定し直す必要があります。
対応関係の設定方法の詳細については、“保守手引書”を参照してください。 |
移行ツールを実行するまえに、必ず、移行元のディレクトリのバックアップを取ってください。
同一階層に同じ保管フォルダ名がある場合は、_nnnnn(nは00001~99999までの数字)が付加されます。付加した保管フォルダ名が全角20文字(半角40文字)以上になる場合は、保管フォルダ名の終わり全角3文字(半角6文字)が_nnnnnに変更されます。また、保管フォルダ名に以下の半角文字がある場合は「_」(半角アンダーバー)に変更されます。
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保管フォルダ名、保管フォルダの作成者名、帳票名、コメント、帳票の作成者名、備考1~4に以下の全角文字がある場合は、「_」(半角アンダーバー)に変更されます。また、移行元のトップフォルダのパス名にある場合は、エラーとなります。対象文字を変更し、移行情報ファイルを使用して移行してください。
~ - ∥ ¢ £ ¬ \ ¦ ―  ̄
保管フォルダ名、保管フォルダの作成者名、帳票名、コメント、帳票の作成者名、備考1~4に以下の文字がある場合は、「_」(半角アンダーバー)に変更されます。
83JIS改定文字の旧字
ベンダ固有文字(JEF拡張漢字、NEC特殊文字、IBM拡張漢字、など)に該当する文字
上記文字を使用する場合は、Charset Managerを使用し、各文字のEUC(U90)コードとSJISコードの対応定義を実施した後、移行ツールを実行してください。