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Enterprise Postgres 14 オペレーター概説書
FUJITSU Software

1.1 オペレーター機能とは?

FUJITSU Enterprise Postgresは、運用を管理するためのオペレーター機能を提供します。

オペレーター機能には、複数のコンポーネントがあります。

オペレーター:FEPデータベースの導入、構成の更新、バックアップ、リカバリなど、FEPサーバコンテナのライフサイクルを管理します。

FEPサーバコンテナ:Postgresを実行するためのFEPサーバソフトウェアが含まれています。

FEPバックアップコンテナ:スケジューリングされたバックアップを実行します。

FEPリストアコンテナ:バックアップデータからのデータ復旧を実行します。

FEP pgpool2コンテナ:Pgpool-IIを使用して負荷分散およびコネクションプーリングを行うためのFEPサーバソフトウェアが含まれています。

FEPエクスポータコンテナ:さまざまなヘルスメトリクスをPrometheusに収集して監視します。

オペレーターは数分で稼働し、運用を開始することができます。

オペレータは、事前に定義した構成で導入し、少ない手順で運用を開始します。デプロイ時およびデプロイ後に構成パラメータを調整することで、インスタンスを適したものに変更することができます。

FEPサーバコンテナは、FUJITSU Enterprise Postgresサーバコンポーネントを組み込むことを意味しています。実行中のFEPサーバコンテナは、原則として、FUJITSU Enterprise Postgresサーバインスタンスと同等であるとみなされます。