「2.3 動作に必要な環境」に記載されていないプラットフォームで運用した場合、動作は保証されません。
クライアントのブラウザーは、以下の機能が有効になっている必要があります。
Webフォントが利用できる状態であること(フォントのダウンロードが有効であること)
JavaScriptが利用できる状態であること
外字や辞書を更新する際は、Charset-Web入力のワークユニットを一時的に停止する必要があります。
また、JSVRFXのWebアプリケーションを再配備する必要があります。詳細は、「運用ガイド」の2.1.4項を参照してください。
ウィルス対策ソフトを使用する場合、次のディレクトリーをウィルススキャンの対象外となるように設定してください。
Charset-Web入力インストール先/rdbsysディレクトリー
Charset-Web入力インストール先/rdbdef/GenerateRDBOperation.confに定義されている以下の項目のディレクトリー
GRDB_DB_MANAGEMENT_PATH
GRDB_DB_DATA_PATH
また、上記のディレクトリーに対してウィルススキャンをする場合は、Charset-Web入力の「辞書サービス」を停止した状態で実行してください。
Microsoft EdgeをIEモードで利用する場合、本製品で配備したWebアプリケーションのURLを、IEモードで表示するサイト一覧に登録する必要があります。なお、登録の際、「互換モード」は「既定のモード」を指定してください。
JSVRFXで、FJCM明朝体またはFUJ明朝体CSSライブラリーを使用する運用では、配付資源の反映後に内字フォントが再ダウンロードされ、ネットワーク負荷が高まる場合があります。
本事象を回避する場合、導入および運用時に以下の対処を実施してください
「5.7.1.3.2 アプリケーションの配備」 - JSVRFXの配備 - 手順2までを実施し、WARファイル"JSVRFX.war"を作成します。
任意の場所にwarファイル展開先ディレクトリーを作成します。ディレクトリー名は"JSVRFX"にしてください。
例
実行コマンドの例
# mkdir -p /usr/application/JSVRFX
warファイル展開先ディレクトリーに、手順2で作成したWARファイルを展開します。
例
実行コマンドの例
# cd /usr/application/JSVRFX # jar -xf /opt/FJSVjsvr/webservice/csv/webapps/JSVRFX/JSVRFX.war
warファイル展開先ディレクトリーを、GlassFish Serverクラスターにディレクトリー配備します。
例
実行コマンドの例
# asadmin deploy --target jsvrcluster /usr/application/JSVRFX
「5.7.1.3.3 GlassFish Serverクラスターの起動」以降を実施してください。
「運用ガイド」の2.1.4項を、JSVRFXをディレクトリー配備している場合の手順で実施してください。