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Enterprise Postgres 12 SP1 Community Edition ユーザーズガイド
FUJITSU Software

A.1.1 前提基本ソフトウェア

FUJITSU Enterprise Postgresを使用するためには、以下に示す基本ソフトウェアのいずれかが必要です。

機能種別

基本ソフトウェア名

Linuxサーバ

  • RHEL7.2以降

  • RHEL8.1以降

  • SLES 12 SP2以降

Linuxクライアント

  • RHEL7.2以降

  • RHEL8.1以降

  • SLES 12 SP2以降

注意

  • PostgreSQLのcontribモジュールであるsepgsqlはRHEL7以降で使用できます。

  • SLES 12にFUJITSU Enterprise Postgresをインストールするためには、JRE 8が必要です。

参考

  • RHEL7での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。

    パッケージ名

    機能種別

    備考

    Linuxサーバ

    Linuxクライアント

    alsa-lib

    ×

      

    audit-libs

    ×

      

    glibc

      

    glibc.i686

      

    libgcc

      

    libicu

    ×

    照合サポートを提供します。
    50.xをインストールしてください。

    libselinux

    ×

    sepgsqlに必要です。

    libstdc++

      

    libtool-ltdl

    ODBCドライバを使用する場合に必要です。

    llvm

    ×

    実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン5.0.xが必要です。Red Hat Software Collectionsで公開されている“llvm-toolset-7-llvm-libs”をインストールしてください。

    FUJITSU Enterprise Postgres 12では、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。

    jitパラメータをoffにせずllvmをインストールしないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation (JIT)”を参照してください。

    ncurses-libs

      

    net-tools

    ×

      

    nss-softokn-freebl

      

    pam

    ×

    PAM認証を使用する場合に必要です。

    perl-libs

    ×

    PL/Perlを使用する場合に必要です。
    5.16をインストールしてください。

    python3

    ×

    Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。
    3.7.xをインストールしてください。

    redhat-lsb

      

    tcl

    ×

    PL/Tclを使用する場合に必要です。
    8.5をインストールしてください。

    unixODBC

    ×

    ODBCドライバを使用する場合に必要です。

    unzip

      

    xz-libs

      

    zlib

      

    ○:必要
    ×:不要

  • RHEL8での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。

    パッケージ名

    機能種別

    備考

    Linuxサーバ

    Linuxクライアント

    alsa-lib

    ×

      

    audit-libs

    ×

      

    glibc

      

    glibc.i686

      

    libgcc

      

    libicu

    ×

    照合サポートを提供します。
    60.xをインストールしてください。

    libnsl2

      

    libselinux

    ×

    sepgsqlに必要です。

    libstdc++

      

    libtool-ltdl

    ODBCドライバを使用する場合に必要です。

    llvm

    ×

    実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン8.0.xが必要です。Application Streamsで公開されている“llvm-libs”をインストールしてください。

    FUJITSU Enterprise Postgres 12では、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。

    jitパラメータをoffにせずllvmをインストールしないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation (JIT)”を参照してください。

    ncurses-libs

      

    net-tools

    ×

      

    nss-softokn-freebl

      

    pam

    ×

    PAM認証を使用する場合に必要です。

    perl-libs

    ×

    PL/Perlを使用する場合に必要です。
    5.26をインストールしてください。

    python3

    ×

    Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。
    3.7.xをインストールしてください。

    redhat-lsb

      

    tcl

    ×

    PL/Tclを使用する場合に必要です。
    8.6をインストールしてください。

    unixODBC

    ×

    ODBCドライバを使用する場合に必要です。

    unzip

      

    xz-libs

      

    zlib

      

    ○:必要
    ×:不要

  • SLES 12での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。

    パッケージ名

    Linuxサーバ

    Linuxクライアント

    備考

    JRE 8

    以下のJREが使用可能です。

    • OracleのJRE

      64ビット版のupdate31以降を使用してください。

    • Java TCK(Technology Compatibility Kit)を通過したOpenJDK

    libicu

    ×

    照合サポートを提供します。
    52をインストールしてください。

    llvm

    ×

    実行時コンパイル(just-in-time compilation)を使用してSQLを実行するためにllvmのバージョン5.0.xをインストールし、共有ライブラリlibLLVM-5.0.soが配置されているディレクトリを環境変数LD_LIBRARY_PATHに追加してください。

    FUJITSU Enterprise Postgres 12では、デフォルトで実行時コンパイルを使用する設定になっています。実行時コンパイルを使用しない場合は、postgresql.confのjitパラメータをoffにしてください。jitパラメータをoffにした場合はllvmのインストールは不要です。

    jitパラメータをoffにせずllvmをインストールしないと、SQL実行時にエラーとなることがあります。実行時コンパイルの詳細は、“PostgreSQL Documentation”の“Just-in-Time Compilation (JIT)”を参照してください。

    pam

    ×

    PAM認証を使用する場合に必要です。

    python3

    ×

    Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。
    3.7.xをインストールしてください。

    unixODBC

    ×

    ODBCドライバを使用する場合に必要です。

    ○:必要
    ×:不要