以下のファイルを運用分析ダッシュボードに登録することにより、ITサービス管理の運用で活用することができます。
Systemwalker Cloud Business Service Managementでは、以下のファイルを「ドキュメント」と呼びます。
Microsoft(R) Office Excel(R) のファイル(拡張子が「.xls」「.xlsx」のファイル)
Microsoft(R) Office PowerPoint(R) のファイル(拡張子が「.ppt」「.pptx」のファイル)
Microsoft(R) Office Wordのファイル(拡張子が「.doc」「.docx」のファイル)
PDFファイル(拡張子が「.pdf」のファイル)
テキストファイル(拡張子が「.txt」のファイル)
なお、10MB以下のファイルを対象とします。
上記以外のファイルは運用分析ダッシュボードに登録されません。
また、テキストファイルの場合、日本語の文字コードはSJISまたはUTF-8をサポートします。
パスワード付きのファイルの場合、ITサービス管理の画面でファイルの内容は閲覧できません。
ドキュメントは管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)上の特定のパス(以降、ドキュメントルートパスと記述します)に配置します。 ドキュメントルートパス、およびドキュメントルートパス直下のディレクトリに対し、ITサービス管理の運用者の参照権限を設定できます。
ドキュメントを登録すると、以下の文字列でITサービス管理のグループが自動で作成されます。
ドキュメントルートパスのディレクトリ名の先頭に@(アットマーク)を付与した文字列
ドキュメントルートパスのディレクトリ名とドキュメントルートパス直下のディレクトリ名を_(アンダースコア)で連結し、先頭に@(アットマーク)を付与した文字列
上記の図の例の場合、「@data」と、「@data_directory1」および「@data_directory2」がITサービス管理のグループになります。
これらの文字列がグループ名として利用可能な最大文字数を超過している場合は、グループ名が最大文字数に切り詰められます。また、グループ名として利用できない文字は_(アンダースコア)に置換されます。
グループ名として利用可能な文字数、文字種については「 D.1 運用設定の項目の利用可能な文字数 」の「入力画面」が「グループ」、「入力項目」が「名前」の行を参照してください。