ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

9.7 L-Platformの構成変更で、サーバのCPUやメモリのスペック、およびディスクサイズが変更できない

原因

RORコンソールの[リソース]タブで、以下の操作を行った場合、[L-Platform]タブには操作結果が反映されないため、VMホストのサーバスペックや、ストレージの空き容量の情報が、正しい情報となりません。このため、[L-Platform]タブでの、サーバのCPUやメモリのスペック、およびディスクサイズの変更操作が無効となります。

対処

以下のどれかの対処を実施してください。

  1. VMプール/ストレージプールの名前を変更した場合、変更前の名前に戻します。

    VMプール/ストレージプールを移動した場合、元の位置に戻します。

    VMホストリソース/ストレージリソースを移動した場合、元のプールに戻します。

  2. VMプールを変更した場合、L-Serverのサーバ間の移動 (マイグレーション) を実行します。

    ストレージプールを変更した場合、仮想化ソフトウェアでストレージの移動 (マイグレーション) を実行します。

    ポイント

    マイグレーションを実行すると、VMプールやストレージプールの変更が、[L-Platform]タブに反映されます。
    プール内にリソースが1つしか登録されていない場合は、一度別のプール内のリソースに移動した後、再度、元のプール内のリソースに移動してください。

  3. cfmg_deletelserverコマンドでL-Platformから一度L-Serverを解除し、変更したVMプールやストレージプールを指定して、cfmg_importlserverコマンドで再度L-Platformに取り込みます。

    • cfmg_deletelserverコマンドの詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「10.2 cfmg_deletelserver (L-Serverの解除)」を参照してください。

    • cfmg_importlserverコマンドの詳細については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「10.5 cfmg_importlserver (L-Serverの取り込み)」を参照してください。

L-Platformテンプレートに、変更したVMプールまたはストレージプールを設定している場合は、L-Platformテンプレートを編集、新規作成、または参照作成する必要があります。
L-Platformテンプレートの操作については、「操作ガイド インフラ管理者編 CE」の「第8章 テンプレート」を参照してください。

課金機能を利用している場合は、商品マスタに、変更したVMプール/ストレージプールの課金情報を設定する必要があります。課金機能については、「運用ガイド CE」の「第15章 課金」を参照してください。