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ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 トラブルシューティング集
FUJITSU Software

5.3 仮想L-Serverに対するスナップショットのリストア操作後に、ディスクリソース数が変化する【KVM】

意味

KVMのスナップショットは、VMの構成を保持します。

そのVMの構成には、ディスクリソースの構成(注)も含みます。

スナップショットのリストア操作時において、スナップショットの情報が保持するディスクリソースの数と、リストア対象の仮想L-Serverのディスクリソースの数が異なる場合、スナップショットのリストア操作後に、ディスクリソース数が変化します。

注) 以下のことを意味します。
仮想ストレージから切り出したディスクリソースの実体である、qcow2フォーマットのイメージファイルの数や種類、ファイルパスなど。
事前作成したディスクリソースの実体である、rawデバイスまたはパーティションの数や種類、ファイルパスなど。


対処

VMホスト上から、適切な対処を行ってください。

  1. NFSサーバ上の共有ディレクトリに残る、不必要なqcow2フォーマットのイメージファイルを削除してください。

  2. NFSサーバ上の共有ディレクトリに残る、qcow2フォーマットのイメージファイルや、rawデバイスまたはパーティションをVMゲストに再度割り当ててください。

    VMゲストに割り当てる場合の接続方法は、RedHatのマニュアルを参照してください。

    詳細は、「Red Hat Enterprise Linux 6 Virtualization Administration Guide」の以下を参照してください。

    Chapter 14. Managing guest virtual machines with virsh

    URL: https://access.redhat.com/site/documentation/en-US/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Virtualization_Administration_Guide/index.html