意味
状態が"unknown"の仮想L-Serverに対して以下の操作を行うと、エラーが発生する場合があります。
設定変更
電源操作
関連付け解除
サーバ間の移動
また、エラーが発生したときに、以下のメッセージが表示される場合があります。
RORコンソールの[リソース]タブを利用して操作を行った場合
エラーダイアログの詳細に、以下のメッセージが表示されます。
67154 |
コマンド(rcxadm lserver)を利用して操作を行った場合
以下のメッセージが出力されます。
FJSVrcx:ERROR:67154:VM Guest:not found |
以下の原因が考えられます。
サーバ仮想化ソフトウェア上から、L-Serverで使用していたVMゲストを削除した
仮想マシンの構成パラメーター(uuid.action)が未設定またはkeep以外に設定されている仮想マシンをサーバ間移動(マイグレーション)した
仮想マシンの構成パラメーターについては、「設計ガイド VE」の「D.2 利用する製品別の設定」を参照してください。
仮想マシンのバックアップ・リストアを行ったため、仮想マシンのUUIDが変更された
対処
以下の手順で仮想L-Serverを削除してください。
RORコンソールの[リソース]タブで、状態が"unknown"になっている仮想L-Serverの以下の項目に"-"が表示されていることを確認します。
[リソース詳細]タブの[割当てリソース情報]タブの[リソース名]
[リソース詳細]タブの[割当てリソース情報]タブの[ゲスト名]
状況に応じて、手順1.の仮想L-Serverに対して以下のどちらかの対処を行います。
VM管理製品上に残っている仮想マシンを、再度、仮想L-Serverとして管理する場合
rcxadm lserver showコマンドを実行し、仮想L-Serverの詳細情報を退避してください。
L-Platformに含まれている仮想L-Serverの場合
L-Platformから仮想L-Serverを解除してください。
仮想L-Serverを削除します。
VM管理製品上に残っている仮想マシンを、再度、本製品で管理する場合は、以下の手順を実行してください。
仮想マシンと仮想L-Serverを関連付けます。
仮想マシンの電源がON状態で、かつテナントフォルダー配下のL-Platformとして仮想L-Serverを取り込む場合、L-Platformの作成先テナントフォルダーを[作成先フォルダー]に指定してください。
仮想L-Serverの仕様を変更します。
事前に退避しておいた仮想L-Serverの詳細情報を元に、以下の仮想L-Serverの仕様を変更してください。
L-Serverテンプレート名
イメージ名
使用するVMホスト
仮想L-Serverの仕様変更には、rcxadm lserver modifyコマンドを使用してください。
L-Platformに仮想L-Serverを取り込みます。
L-Platformとして管理する場合、L-Platformに仮想L-Serverを取り込んでください。
参照
rcxadm lserverコマンドの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。
L-Platform管理コマンドの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「第10章 L-Platform管理」を参照してください。