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Enterprise Postgres 14 クラスタ運用ガイド(データベース多重化編)
FUJITSU Software

11.4 待機センタのプライマリ候補サーバ被災時の操作

WebAdminでの災害対策運用において、待機センタのプライマリ候補サーバが被災した場合の復旧方法を説明します。

待機センタの復旧

待機センタのプライマリ候補サーバが被災した場合、待機センタのスタンバイインスタンスはマスタインスタンスに切り替えられ、運用センタのプライマリサーバに接続されます。待機センタには、以下の手順で、新規にスタンバイインスタンスを作成します。

  1. 待機センタの新プライマリ候補サーバ(旧スタンバイサーバ)のマスタインスタンスから、新スタンバイサーバ(旧プライマリ候補サーバ)に非同期スタンバイインスタンスを作成します。
    詳細は、“運用ガイド”の“スタンバイインスタンスの作成”を参照してください。

  2. 待機センタの2つのインスタンスにMirroring Controllerを設定します。その際、[自動スイッチオーバーを有効にする]で“はい”を選択し、自動切り替えと切り離し機能を有効にしてください。また、[災害対策運用]のパラメータを設定してください。
    セットアップ方法は、“5.1 Mirroring Controllerのセットアップ”を参照してください。