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Enterprise Postgres 14 クラスタ運用ガイド(データベース多重化編)
FUJITSU Software

11.2 運用センタ被災時の操作

WebAdminでの災害対策運用において、運用センタが被災した場合の操作を説明します。

待機センタへの切り替え

運用センタが被災した場合は、待機センタに切り替えることで運用を継続します。

運用センタから待機センタへの切り替えは、以下の手順で行います。

  1. [インスタンス]タブで、待機センタのプライマリ候補サーバを選択します。

  2. をクリックしてインスタンスの昇格を行います。

    [オプションの手順]

    1. をクリックして[設定]画面を開きます。

    2. [PostgreSQLの設定]の横にあるをクリックします。

    3. [同期スタンバイ名]に待機センタのスタンバイサーバを設定します。

    4. をクリックします。

    5. [インスタンス]タブをクリックして、インスタンスの詳細画面に戻ります。

    6. をクリックして待機センタのプライマリ候補サーバのインスタンスをリロードし、変更を反映します。

  3. 待機センタのプライマリ候補サーバのインスタンスと待機センタのスタンバイサーバのインスタンスにMirroring Controllerをセットアップします。

  4. Mirroring Controllerを起動します。

  5. 損失したデータを復旧します。

  6. 待機センタでアプリケーション業務を再開します。