ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Desktop Keeper リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

1.29 SDSVSetMS.EXE (中継サーバの設定変更)

機能説明

中継サーバの設定を変更するコマンドです。

記述形式

SDSVSetMS.exe [-h host] [-p port] [-secure.http.p] [-Windows.https.p port] [-Windows.scep.p port] [-Windows.manage.https.p port] [-Windows.manage.scep.p port] [-Windows.enabled {true|false}]

オプション

なし

オプションを何も指定せずに実行した場合、現在の設定情報を表示します。

-h

管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレスまたはホスト名を255文字以内の半角英数字、「-」、「.」および「:」を使用し、以下の形式で指定します。

  • IPv6アドレス

  • IPv4アドレス

  • ホスト名

-p

管理サーバ/統合管理サーバとの通信に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。
デフォルトのポート番号は、42050です。

-secure.http.p

中継サーバ内部で使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を設定します。

デフォルトのポート番号は、48080です。

-Windows.https.p

インターネット経由で接続するクライアント(CT)のログ送信時、ポリシーの受信時に、クライアント(CT)との通信(HTTPS)に使用するポート番号、または別の中継サーバとの通信(HTTPS)に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。

デフォルトのポート番号は、48643です。

-Windows.scep.p

インターネット経由で接続するクライアント(CT)の登録時に、クライアント(CT)との通信に使用するポート番号、または別の中継サーバとの通信に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。

デフォルトのポート番号は、48281です。

-Windows.manage.https.p

インターネット経由で接続するクライアント(CT)のログ送信時、ポリシーの受信時に、管理サーバ/統合管理サーバとの通信(HTTPS)に使用するポート番号、または別の中継サーバとの通信(HTTPS)に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。

デフォルトのポート番号は、48443です。

-Windows.manage.scep.p

インターネット経由で接続するクライアント(CT)の登録時に、管理サーバ/統合管理サーバとの通信に使用するポート番号、または別の中継サーバとの通信に使用するポート番号を1~65535の間で、他のシステムと競合しない値を指定します。

デフォルトのポート番号は、48081です。

-Windows.enabled

インターネット経由で接続するWindows端末管理の有効/無効を指定します。

  • 有効にする場合:true

  • 無効にする場合:false

復帰値

0:

正常終了

1:

実行時エラー

10:

オプションエラー

99:

内部エラー

コマンド格納場所

<中継サーバインストールフォルダ>\bin

実行に必要な権限/実行環境

注意

本コマンド実行前には、必ずSDSVService.batコマンドを実行して中継サーバのサービスを停止してください。
インストール時には、停止していますので、サービスの停止は不要です。インストール後に変更したい場合は、サービスを停止してから実行をしてください。

使用例

管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレスとポート番号を中継サーバに設定します。

例1 IPv4の場合

管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレス:111.222.333.444
ポート番号:42050(デフォルト)

SDSVSetMS.exe -h 111.222.333.444

例2 IPv6の場合

管理サーバ/統合管理サーバのIPアドレス:2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:9abc
ポート番号:42000

SDSVSetMS.exe -h 2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:9abc -p 42000

実行結果/出力形式

success.