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Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編
FUJITSU Software

1.2.1 機能全般

Systemwalker Desktop Keeperで扱う文字コードについて

Systemwalker Desktop Keeperで扱える文字コードは、以下の2種類です。これら以外の文字コードは、「?」に変換されます。

クライアント(CT)におけるUNICODE文字の対応

クライアント(CT)を使用して採取された操作ログ、禁止ログはUNICODE文字で記録されます。

UNICODE文字を扱えないアプリケーションのログを採取した場合、ログが「?」で記録されることがあります。

持出しユーティリティの以下の持出しにおいては、持出し元、持出し先ともに、ファイル名、フォルダ名にUNICODE文字を指定できません。

  • DVD/CDへの通常持出し、暗号化持出し

  • DVD/CD以外への暗号化持出し

管理コンソールにおけるUNICODE文字の対応

管理コンソールでの操作は、UNICODE文字で入力、表示を行います。

ただし、サーバ設定ツールで「入出力ファイルのエンコード」に「ShiftJIS」を指定している場合は、入力ファイル中にUNICODE文字があると文字化けします。出力ファイル中にある場合は、UNICODE文字は「?」に変換されます。

ログビューアにおけるUNICODE文字の対応

ログビューアでの操作は、UNICODE文字で入力、表示を行います。

ただし、サーバ設定ツールで「入出力ファイルのエンコード」に「ShiftJIS」を指定している場合は、出力ファイル中のUNICODE文字は「?」に変換されます。

その他のツールにおけるUNICODE文字の対応
  • サーバ設定ツールなどのサーバ系のツールや、Systemwalker Desktop Keeperが提供するコマンドでは、UNICODE文字の入力、表示はできません。

Windowsへのログオン時のユーザー名にUNICODE文字が含まれる場合
  • Systemwalker Desktop Keeperが提供する以下のツール、コマンドは、正常に動作しない場合がありますので、使用しないでください。

    • 管理サーバ/統合管理サーバにインストールされるツール、コマンド

    • 中継サーバにインストールされるツール、コマンド

    • ポリシー適用ツール

  • 持出しユーティリティを使用してDVD/CDメディアへの暗号化持出しは、できません。

Systemwalker Desktop Keeperで扱う文字の半角文字・全角文字・文字数について

Systemwalker Desktop Keeperでは、半角文字・全角文字・文字数を以下のように定義しています。

  • 半角文字:ASCII文字コードで、0x20~0x7Eの範囲の文字です。

    空白「 」

    記号「!」「"」「#」「$」「%」「&」「'」「(」「)」「*」「+」「,」「-」「.」「/」「:」「;」「<」「=」「>」「?」「@」「[」「\」「]」「^」「_」「`」「{」「|」「}」「~」

    数字「0」「1」…「9」

    英字「A」「B」…「Z」、「a」「b」…「z」

  • 全角文字:半角文字以外の文字です。

    一般的に使用されている「半角カタカナ文字」は全角文字になります。

  • 文字数:半角文字は見た目の文字数です。

    全角文字はUTF16コードで2バイトを1文字とします。

    サロゲートペア文字は、4バイトで1文字を表しますので、2文字として扱います。

    結合文字は、Nバイトで1文字を表しますので、(N÷2)文字として扱いますが、文字によってはそれより短く扱う場合があります。

クライアント(CT)インストール後のOSアップデートについて

クライアント(CT)インストール後のOSアップデートに対応していません。
Windows 10およびWindows 11の機能追加(Windows Update)のようなOSバージョンが変更にならないアップデートを行った場合、CD/DVD装置が一時的に参照できなくなる場合があります。この時、OSの再起動で復旧が可能です。
もし復旧しない場合には、“導入ガイド”の“導入に関する留意事項”の“クライアント(CT)”を参照して、クライアント(CT)の再インストールを行ってください。

ブラウザ拡張機能について

Microsoft Edge 85以降、Firefox、Google Chromeで以下の機能を利用する場合、ブラウザ拡張機能が必要です。
ブラウザ拡張機能は、各ブラウザの提供元のサイトからダウンロードされますので、ブラウザ拡張機能を使用するためには、クライアント(CT)がインターネット接続されている必要があります。

Google ChromeにおけるSystemwalker Desktop Keeper拡張機能のインストールについて

クライアント(CT)インストール後、Google Chromeの拡張機能が自動更新されたタイミングでSystemwalker Desktop Keeper拡張機能がインストールされます。その場合は、Google Chromeの[メニュー]-[その他のツール]-[拡張機能]に[Systemwalker Desktop Keeper]が表示されます。

Systemwalker Desktop Keeper拡張機能がインストールされていない場合は、Google Chromeの[メニュー]-[その他のツール]-[拡張機能]-[デベロッパーモード]をON-[更新]をクリックしてください。

Microsoft EdgeにおけるSystemwalker Desktop Keeper拡張機能のインストールについて

クライアント(CT)インストール後、Microsoft Edgeの拡張機能が自動更新されたタイミングでSystemwalker Desktop Keeper拡張機能がインストールされます。その場合は、Microsoft Edgeの[メニュー]-[拡張機能]に[Systemwalker Desktop Keeper]が表示されます。

Systemwalker Desktop Keeper拡張機能がインストールされていない場合は、Microsoft Edgeの[メニュー]-[拡張機能]-[拡張機能の管理]-[開発者モード]をON-[更新]をクリックしてください。

FirefoxにおけるSystemwalker Desktop Keeper拡張機能のインストールについて

クライアント(CT)インストール後、Firefoxの拡張機能が自動更新されたタイミングでSystemwalker Desktop Keeper拡張機能がインストールされます。その場合は、Firefoxの[メニュー]-[アドオン]に[Systemwalker Desktop Keeper]が表示されます。

Systemwalker Desktop Keeper拡張機能がインストールされていない場合は、Firefoxの[メニュー]-[アドオン]-[歯車メニュー]-[今すぐ更新を確認]を選択してください。

FirefoxにおけるSystemwalker Desktop Keeper拡張機能のアンインストールについて

クライアント(CT)アンインストール後、Systemwalker Desktop Keeper拡張機能がアンインストールされない場合があります。Systemwalker Desktop Keeper拡張機能がアンインストールされなかった場合は、Firefoxの[メニュー]-[アドオン]-[拡張機能]に[Systemwalker Desktop Keeper]が残存します。

[Systemwalker Desktop Keeper]が残存している状態であっても、Systemwalker Desktop Keeper拡張機能は動作しませんが、Firefox about:supportの[Firefoxをリフレッシュ]をクリックすることで削除できます。

ただし、[Firefoxをリフレッシュ]をクリックすると、他の拡張機能も削除されるため注意してください。