機能説明
本コマンドはDesktop Patrolのデータベースをバックアップした情報をリストアします。
旧版互換のため掲載しています。V15.0.0以降の場合、SWDTP_restore.exeを使用してください。
記述形式
SWDTP_dbrs.exe | バックアップファイル格納ディレクトリ |
オプション
データベースのバックアップ情報を格納しているディレクトリを指定します。絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符("")で囲んでください。
復帰値
0:正常終了
0以外:異常終了
コマンド格納場所
CSの以下のフォルダ
DTPインストールディレクトリ\bnserv\bin |
実行に必要な権限/実行環境
以下のどちらかの利用者でWindowsにログオンしてから実行する必要があります。
運用環境保守ウィザードにより、運用環境の構築または運用環境の拡張を行った利用者
dtpctlusr.exeコマンドで追加した利用者
本コマンドはCSで実行する必要があります。
注意事項
リストアする環境は、バックアップした環境と同じ条件である必要があります。インストール条件(インストール先、インストール種別など)が異なるコンピュータ間でのバックアップ/リストアは実施できません。
本コマンドを実行する前にITBudgetMGR(INV)サービスを停止してください。また、実行完了後はITBudgetMGR(INV)サービスを再起動してください。
使用例
“D:\TEMP\DTBAKUP”に格納されたバックアップファイルから、データベースのリストアを行います。
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\bnserv\bin\SWDTP_dbrs.exe" D:\TEMP\DTBAKUP |
処理が失敗した場合は、エラーメッセージが出力されます。詳細は、“3.3.10 DTPデータリストアコマンドで出力するメッセージ”“”を参照してください。