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NetCOBOL V12a (V12.2.0A) リリース情報
FUJITSU Software

2.10.7 「+0」と「-0」を表現できるデータ形式について

変更内容

PowerSORT Server V5.0L10までは、「+0」と「-0」を表現できるデータ形式において、「+0」と「-0」は異なる値として処理(ソート処理、マージ処理、レコード集約処理、サプレス処理、およびレコード選択処理)していました。

PowerSORT Server V6.0.0以降では、同値として処理するように変更しました。

影響

「+0」と「-0」の値を持つレコードの出力順、出力されるレコード、またはレコード選択機能の結果が異なることがあります。

対処方法

PowerSORT Server V6.0.0以降において「+0」と「-0」を異なる値として処理する場合は、環境変数BSORT_SIGNEDZEROにEFFECTを指定してください。

参考

「+0」と「-0」を表現できるデータ形式を以下に示します。

  • 内部10進数

  • 外部10進数

  • 前置別符号付数字

  • 後置別符号付数字

  • 前置オーバパンチ符号付数字

  • 後置オーバパンチ符号付数字

  • テキストファイルにおいて、キーフィールド、および選択フィールドの操作としてn(BSOPT_NUMERIC)を指定した場合、またはキーフィールドの操作としてN(BSOPT_CHARNUM)を指定した場合