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NetCOBOL V12a (V12.2.0A) リリース情報
FUJITSU Software

2.4.13 フォーカスを持ったコントロールが、非表示または無効状態になったときのフォーカス移動について

変更内容

フォーカスを持ったコントロールが、非表示または無効状態になったとき、次のフォーカス先を、TabIndex プロパティの順序で検索します。この際、V4.0L20以前と以下の違いが発生します。

V4.0L10以降V4.0L20以前
  1. タブグループ内では、TabIndexプロパティの順序にしたがって、フォーカス可能なコントロールを検索します。

  2. タブグループ内でフォーカス可能なコントロールが検索できなかった場合、タブグループを越えて、次のフォーカス先を検索します。ただし、TabStopプロパティがFalseのコントロールはスキップされます。

V5.0L10以降

TabIndexプロパティの順序にしたがって、フォーカス可能なコントロールを検索します。

TabStopプロパティは、[Tab]キーによるフォーカスの移動が可能かどうかを示すプロパティであるため、V5.0L10以降で修正しました。

なお、フォームのオープン時もTabIndexプロパティが1のコントロールから、同様の検索処理を実行します。このため、V4.0L20以前と、初期表示時のフォーカス位置が異なる場合があります。

対処方法

SetFocus メソッドを呼び出し、フォーカス先を指定してください。