変更内容
V10.0.0において、製品との相互運用性向上のため、PowerCOBOLのプロパティリストウィンドウに以下の修正を行いました。
プロパティリストウィンドウによる設定時にNULL文字を含めないようにしました。本修正により、NULL文字が含まれる文字列が渡されることを想定していないコントロールが正しく動作するようになります。
プロパティリストウィンドウでNULL文字を表す記号を表示します。本修正により、プロパティにNULL文字が含まれる文字列が設定されているかどうかを利用者が識別できるようになります。
対処方法
プロパティリストウィンドウの動作を変更するためには、Windowsのコマンドプロンプトから、以下のコマンドを実行します。
プロパティリストで設定する値に、NULL文字を含めない(V10.0.0以降の動作)ように設定するには、
F5DDSTEV /PROPLISTINCLUDENULL:OFF
プロパティリストで設定する値に、NULL文字を含める(V9.0L20以前の動作)に設定するには、
F5DDSTEV /PROPLISTINCLUDENULL:ON