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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V10 導入ガイド
FUJITSU Software

5.4.3 辞書の利用者定義

辞書利用者定義ツールを使用して、「利用者インスタンスの作成」と「利用者のアクセス権の定義」の作業を実施し、辞書の利用者定義をします。

手順は次のとおりです。

手順

  1. 辞書の利用者名とパスワードを決定します。

    項目

    値の条件

    辞書の利用者名

    「コマンドリファレンス」の4.3.2項の「createuser.ddl」を参照してください。

    jsvr_usr

    パスワード

    「コマンドリファレンス」の4.3.2項の「createuser.ddl」を参照してください。

    jsvr_psw

    注意

    • デフォルトで設定されている利用者名/パスワードは、運用開始までに必ず変更してください。

    • 定期的なパスワードの変更をしてください。パスワードの変更方法については、「コマンドリファレンス」の4.2.4.3項を参照してください。

  2. 辞書利用者定義ツールの設定ファイル"createuser.ddl"を設定します。設定する内容や、設定時の注意事項については、「コマンドリファレンス」の4.3.2項の「createuser.ddl」を参照してください。

    設定ファイル
    C:\Program Files\JapanistSVR\rdbuserdef\createuser.ddl
    設定内容
    SET SYSTEM PARAMETER USER_CONTROL=YES;
    CREATE USER jsvr_usr WITH DBMS PASSWORD 'jsvr_psw' FOR USER MAX_CONNECTION=0;

    青字の部分は、実際の辞書の利用者名とパスワードに応じて指定する

  3. 辞書利用者定義ツールの設定ファイル"grant.ddl"を設定します。設定する内容や、設定時の注意事項については、「コマンドリファレンス」の4.3.2項の「grant.ddl」を参照してください。

    設定ファイル
    C:\Program Files\JapanistSVR\rdbuserdef\grant.ddl
    設定内容
    GRANT SELECT ON TABLE JSVR.kanji TO jsvr_usr;
    GRANT SELECT ON TABLE JSVR.tango TO jsvr_usr;
    GRANT SELECT ON TABLE JSVR.jyusho TO jsvr_usr;
    GRANT SELECT ON TABLE JSVR.kuinname TO jsvr_usr;
    GRANT SELECT ON TABLE JSVR.kuinzip TO jsvr_usr;
    GRANT SELECT ON TABLE JSVR.resourcedate TO jsvr_usr;

    青字の部分は、実際の辞書の利用者名に応じて指定する

  4. 辞書利用者定義ツールを実行して、「利用者インスタンスの作成」と「利用者のアクセス権の定義」をします。

    実行コマンドの例

    > cd /d C:\Program Files\JapanistSVR\rdbuserdef
    > createuser.bat
    > grant.bat