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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V10 導入ガイド
FUJITSU Software

2.1.2 JSVR-Webサービスとは

JSVR-Webサービスとは、Charset-Web入力の持つ次の機能を、ネットワークを通じて利用できるようにしたものです。

JSVR-Webサービスでは、Webページ(HTML文書)に限らず、Javaアプリケーションや.NET Frameworkアプリケーションなどの、プログラム言語で書かれたプログラムでも、Charset-Web入力の機能を使用できます。これらを実現するために、JSVR-Webサービスでは、次のインターフェイスを提供します。ユーザーは、これを使用して、クライアントプログラムからCharset-Web入力の機能を呼び出すことができます。

JSVR-CSVインターフェイス

HTTPのリクエスト/レスポンスを利用してデータの入出力をします。結果はCSV形式のテキストとして得られます。

◆外字申請モデルでの運用(基盤コード運用)

外字申請モデルとは、外字を利用する業務システムで、外字発生からそれをデータ化し業務で利用可能にするまでの手順を効率化するモデルです。Charset Managerの各製品を応用してモデルを適用したシステムを構築できます。

Charset-Web入力 V10およびマルチ文字コードオプション V10では、「外字申請アドバンストモデル」に対応しています。

参考

外字申請モデルでは、Charset-Web入力とマルチ文字コードオプションを組み合わせて、運用文字コードを「基盤コード」に設定して運用します。このため、外字申請モデルでの運用形態を「基盤コード運用」とも呼びます。

外字申請アドバンストモデルでは、Charset-Web入力とマルチ文字コードオプションを組み合わせて、文字検索手段として利用します。この時、Charset-Web入力のJSVR-Webサービスに対して、次の機能を拡張します。

なお、外字申請アドバンストモデルについて詳しくは、Charset Managerの製品紹介のWebページを参照してください。

◆他製品との連携

1. マルチ文字コードオプション

Charset-Web入力のオプションとして用意されている、マルチ文字コードオプションを追加導入することで、JEFなどのベンダー文字コードでの運用が可能です。

2. Charset-辞書オプションとの連携

約40万件の姓名データや、約45万7千件の住所データを持つ、Charset-辞書オプションとの連携が可能です。

3. 外字データライブラリオプションとの連携

外字申請モデルでの運用(基盤コード運用)時に、外字データライブラリの管理機能で作成したユーザー定義基盤外字資源を利用できます。