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Interstage Charset Manager Standard Edition V10 トラブルシューティング
FUJITSU Software

2.1.4.4 【TRJPM00022】コードの対応定義を実施しましたが、表示するフォントシステムによって外字一覧に表示されるコードの対応関係が、設定したコードの対応定義と異なってしまいます。

原因

日本語資源管理の外字一覧で表示するコードの対応関係は、表示しているフォントシステムのコード系から他のコードにコード変換した結果を表示しています。

一つの業務に三つ以上の異なったコード系のフォントシステムを設定している場合で、そのうちの二つのコード系に対してコードの対応定義を行っている場合に、この現象となります。

例えば、お客様が41A2(JEFKANA)と、F040(SJISMS)を対応定義し、JEF、シフトJIS(MS)、Unicodeのフォントシステムを業務に定義している場合は、以下のように表示されます。

  • シフトJIS(MS)のフォントシステムを表示した場合
    シフト JIS(MS) f040
    JEF 41a2
    Unicode e000
  • Unicodeのフォントシステムを表示した場合
    Unicode e000
    JEF 88a1
    シフト JIS(MS) f040

これは、JEFとシフトJIS(MS)は対応関係を変更していますが、UnicodeとJEFの対応関係が変更されていないためです。

対処

以下のように表示させるには、41A2(JEFKANA)と、E000(UCS2)も対応定義してください。

  • シフト JIS(MS)のフォントシステムを表示した場合
    シフト JIS(MS) f040
    JEF 41a2
    Unicode e000
  • Unicodeのフォントシステムを表示した場合
    Unicode e000
    JEF 41a2
    シフト JIS(MS) f040

参照