変更内容
以下の条件の場合、PowerSORT V5.0L10までは、富士通COBOLファイルシステムによって、指定した最大レコード長を超える部分が切り捨てられることがありました。
入力ファイルシステムが、富士通COBOLファイルシステム(順ファイル)、富士通COBOLファイルシステム(BSAM対応順ファイル)、または富士通COBOLファイルシステム(索引ファイル)である。かつ、
レコード形式が可変長レコード形式である。かつ、
指定した最大レコード長より長いレコードが存在する。
PowerSORT V6.0.0以降では、「ファイル(※ファイル名)からのレコード入力中にエラー(miss match record-length)が発生しました.」というエラーメッセージを出力してエラー終了するように変更しました。
影響
富士通COBOLファイルシステム(順ファイル)、富士通COBOLファイルシステム(BSAM対応順ファイル)、または富士通COBOLファイルシステム(索引ファイル)において、指定した最大レコード長を超えるレコードが存在する場合、エラーが発生します。
対処方法
富士通COBOLファイルシステム(順ファイル)、富士通COBOLファイルシステム(BSAM対応順ファイル)、または富士通COBOLファイルシステム(索引ファイル)の可変長レコード形式のファイルを処理する場合、レコード長には、実際の最大レコード長以上を指定してください。