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NetCOBOL V12a (V12.2.0A) リリース情報
FUJITSU Software

2.10.1 テキストファイル浮動フィールド指定のキーフィールドについて

変更内容

以下の条件の場合、PowerSORT V5.0L10までは、「キーフィールドが存在しないレコードが入力されました.」というエラーメッセージを出力してエラー終了していました。

  1. テキストファイル浮動フィールド指定である。かつ、

  2. キーフィールドが存在しないレコードが入力された。

PowerSORT V6.0.0以降では、テキストファイル固定フィールド指定の場合と同様に、キーフィールドの値を0x00とみなして処理するように変更しました。

影響

テキストファイル浮動フィールド指定においてキーフィールドが存在しないレコードが入力されても、エラーが発生しません。

対処方法

ありません。


参考

ここに記載した「キーフィールドが存在しないレコード」とは、指定されたキーフィールドのフィールド番号が存在しないレコードを意味します。

例) キーフィールドの指定が「2.1asca」、フィールド分離文字がカンマ(,)の場合

  fld0,fld1,fld2,fld3   : キーフィールドが存在するレコード
  fld0,fld1             : キーフィールドが存在しないレコード