各部門から任意に1人以上をカタログの管理者として設定します(以降、カタログ管理者と呼びます)。カタログ管理者は、各部門のカタログフォルダを作成し、カタログフォルダおよびフォルダ内の問い合わせや問い合わせ結果を管理します。設定方法は、以下のとおりです。
管理者名、管理者IDの設定
user.lstファイルのカタログ管理者の設定は、Navigatorサーバで登録した利用者(辞書管理者、一般利用者)のユーザ名、ユーザIDを指定します。
複数のカタログ管理者を設定する場合は、人数分の定義をします。複数の指定については、設定例を参照にしてください。
USERNAME: |
USERNAME:カタログ管理者のユーザ名を指定します。
ID= 「カタログ管理者のユーザID」: カタログ管理者のユーザIDを指定します。
COMMENT=「コメント」:管理者のコメントを記載します。コメントは、省略可です。「COMMENT=」で記述してください。
カタログ管理者(辞書の管理者のユーザ名、ユーザID)は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”のユーザー登録に関する情報を参照してください。
設定例1
【部門辞書運用の場合】
例えば、部門辞書1、部門辞書2の利用者がカタログを利用する場合、部門辞書1(グループ名:group1)の中から、2名の利用者(user1、user3)をカタログ管理者とし、部門辞書2(グループ名:group2)の中から、1名の利用者(user12)をカタログ管理者とします。
| グループ | 辞書の管理者 | 一般利用者 | |||
グループ名 | グループID | ユーザ名 | ユーザID | ユーザ名 | ユーザID | |
部門辞書1 | group1 | 20000 | user1 | 20000 | user3 user4 | 20001 20002 |
部門辞書2 | group2 | 30000 | user11 | 30000 | user12 user13 | 30002 30010 |
user.lstファイルにカタログ管理者(user1、user3、user12)を設定する場合は、以下のとおりです。
#------------------------------------------------------------ user3: USER12: |
設定例2
【エンタープライズ辞書運用の場合】
例えば、全社管理者とあわせて、各グループから管理者1名ずつをカタログ管理者とする場合、グループ1(group2)のuser3の利用者ならびにグループ2(group3)のuser12をカタログ管理者として指定します。
| グループ | 全社管理者 | 一般利用者 | |||
グループ名 | グループID | ユーザ名 | ユーザID | ユーザ名 | ユーザID | |
全社管理者グループ | group1 | 10000 | user1 | 10000 | - | - |
グループ1 | group2 | 20000 | - | - | user3 user4 | 20001 20002 |
グループ2 | group3 | 30000 | - | - | user12 user13 | 30002 30010 |
user.lstファイルにカタログ管理者(user1、user3、user12)を設定する場合は、以下のとおりです。
#------------------------------------------------------------ user3: user12: |