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Interstage Navigator ServerV9.5.0 セットアップガイド Vol.2
FUJITSU Software

3.4.3 一時ファイルの格納場所を指定

問い合わせ結果を得るために、一時的に作成されるファイル(一時ファイル)の格納場所を指定します。

一時ファイルを格納するディスク容量の見積りに従って、十分な領域がある格納場所にディレクトリを作成し、設定してください。

「TMPDIR=」の部分に、一時ファイルの格納場所を絶対パスで指定します。

TMPDIR= 「一時ファイルの格納ディレクトリ」

一時ファイルのディスク容量の見積りは、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”の、Webコンポーネントの資源の見積もり式に関する情報にあるTMPファイルの見積もりについてを参照してください。

ディレクトリの作成

  1. 「一時ファイルの格納ディレクトリ」を作成します。

  2. 「一時ファイルの格納ディレクトリ」の所有者とグループを変更します。

    作成した [一時ファイルの格納ディレクトリ]は、所有者とグループをワークユニットの起動するユーザとグループします。

    例:Interstage HTTP Serverの通信プロセスを実行するときのユーザ名、グループ名と同一にするためのコマンドを実行します。

    chown 「ワークユニットの起動するユーザ名」 「一時ファイルの格納ディレクトリ」
    chgrp 「ワークユニットの起動するユーザのグループ名」 「一時ファイルの格納ディレクトリ」

    ls -ld「一時ファイルの格納ディレクトリ」

設定例

/System02/webc_workに一時ファイルを格納する場合

TMPDIR=/System02/webc_work