クラスタシステムの構成として以下があります。いずれもPRIMECLUSTER デザインシートを使用してシステムの設計を行ってください。
仮想マシン機能を使用しない場合
仮想マシン機能を使用する場合
PRIMECLUSTERシステムの導入作業は、作成したPRIMECLUSTER デザインシートを基に行います。デザインシートは必ず作成してください。
参照
動作環境の詳細については、PRIMECLUSTERのインストールガイドの“第2章 動作環境”を参照してください。
参考
VMware環境で仮想マシン機能を使用する場合は、“付録H VMware環境でPRIMECLUSTERを使用する場合”を参考にしてください。
RHOSP環境で使用する場合は、“付録I RHOSP環境でPRIMECLUSTERを使用する場合”を参考にしてください。
注意
システムに存在するネットワークデバイスのデバイス名に、cipX (Xは0から7までの数字)という名前を設定しないでください。
PRIMECLUSTERは cipX という名前の仮想ネットワークデバイスを作成・使用するため、cipX という名前のネットワークデバイスがすでに存在する場合、PRIMECLUSTERの設定操作、運用操作が一切できなくなります。
RHEL8 以降で、システムに存在する NetworkManager の connection.id に、cipX (Xは0から7までの数字)という名前を設定しないでください。
PRIMECLUSTERは cipX という connection.id を使用するため、connection.id に cipX がすでに存在する場合、cip の設定に失敗します。connection.id に cipX をすでに使用している場合は、その connection.id を変更してください。