HTMLファイルは、初期化を行う部分、処理を記述する部分および、WSMGR for Webを表示する部分に分かれます。
HTMLファイルの構成の概念図を以下に示します。
注意
HTMLのフレームを使用する場合はWsmgrDspemuオブジェクトをトップ(FRAMESETを定義するHTML)に配置してください。
クライアントスクリプトで、alert、comfirmのダイアログによりメッセージを表示している場合、エミュレータの通信がタイムアウトしてしまうことがあります。スクリプトでエミュレータ表示後にメッセージを表示させる場合は、WSMGR for Webが提供するMsgBoxメソッドを利用してください。
WsmgrDspemuオブジェクトをHTMLで利用する場合は、下記サンプルのように記述してください。
実際に動作するHTMLのサンプルは次のようになります。
■JavaScriptの例
<HTML> <HEAD> <TITLE>WSMGR for Webスクリプトサンプル</title> </HEAD> <BODY> <!-- WSMGR for Web スクリプトのJavaScriptライブラリを指定 --> <SCRIPT TYPE="text/javascript" src="../Htmlscript/Scripts/WsmgrHtmlScript.js"></SCRIPT> <SCRIPT TYPE="text/javascript"> <!-- var EmuInfo = new WsmgrConnectInfo(); //*** ここを書き換えてください ********************************************** EmuInfo.url = "http://www.example/wsmgrweb/"; // WSMGR for WebのURL EmuInfo.user = "user1"; // ユーザ名 EmuInfo.pw = "password"; // パスワード EmuInfo.icon = "接続1"; // 接続アイコン名 //*** ここまで ************************************************************** ret = EmuInfo.Init(); if(ret != 0) { dspemu.macro.MsgBox("初期化エラーです"); } else { document.forms["WSMGR_Emulator"].target = "_self"; document.forms["WSMGR_Emulator"].submit(); } --> </SCRIPT> </BODY> </HTML>
また、スクリプトの作成作業を容易にするためにサンプルHTMLを用意しました。
サンプルHTMLの格納先は次のようになります。
<インストール先フォルダ配下>\wwwroot\sample\HTML\ 例) C:\wsmgrweb\wwwroot\sample\HTML\
サンプルHTMLのURLは次のようになります。
<WebサーバのURL>/<仮想ディレクトリ>/sample/html/ 例) http://www.example/wsmgrweb/sample/html/default.html
サンプルHTMLの構成は以下のとおりです。
サンプルHTMLについて | default.html |
基本サンプル | JSample0.html |
基本サンプル(別ウィンドウ) | JSample1.html |
応用サンプル 複数起動(別ウィンドウ) | JSample2.html |
認証カスタマイズサンプル | JSample3.html、JSample3Loading.html |
ショートカット起動サンプル | JSample4.html |
接続アイコン取得サンプル | JSample5.html |
接続先一覧表示サンプル | JSample6.html |
HTMLモード(IEアドオン)起動 基本サンプル | JSample7.html |
HTMLモード(IEアドオン)複数起動 応用サンプル | JSample8.html、JSample8Window1.html、 |
注意
サンプルのHTMLはWSMGR for WebのURL、ユーザ名、パスワード、接続アイコン名をユーザ環境に合わせて書き換える必要があります。
各サンプルのHTMLはエラーメッセージをユーザ環境・動作に合わせて書き換えて利用してください。