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WSMGR for Web V9 使用手引書
FUJITSU Software

5.3.2 サイレントインストール

WSMGR for Web LBPサポート(64bit) V9 (別売り)をWebサーバへインストールします。サイレントインストールを利用すると、対話形式の情報入力を行わずにインストールすることができます。

サイレントインストールは次の手順で行います。

  1. インストールパラメーターCSVファイルを作成します

  2. サイレントインストールを実行します

インストールパラメーターCSVファイルの作成

インストールパラメーターは、以下の形式でCSVファイルに指定します。

CSVファイルの記述形式は「■CSVファイルの形式」を参照してください。

すべてのパラメーターを省略し、初期値でインストールする場合は「サイレントインストールの実行手順」に進んでください。

文字コード

Shift JIS

フォーマット

installInfo,

softwareName,

[ソフトウェア名称]

installInfo,

OS,

[OS名]

installInfo,

Version,

[バージョン]

installInfo,

Name,

[ソフトウェアID]

parameters,

[パラメーターのキー名],

[パラメーターの値]

parameters,

・・・,

・・・

installInfoパラメーター

installInfoパラメーターに設定する値について説明します。

分類

installInfoパラメーター

備考

ソフトウェア名称

キー名

softwareName

省略可能
省略時はソフトウェア名称を確認せずにインストールします。

string

デフォルト値

<なし>

wsmgrlbp

OS名

キー名

OS

省略可能
省略時はインストール対象のOS名を確認せずにインストールします。

string

デフォルト値

<なし>

Windows

バージョン

キー名

Version

省略可能
省略時はインストール対象の製品バージョンを確認せずにインストールします。

string

デフォルト値

<なし>

9

ソフトウェアID

キー名

Name

必須
省略できません。

string

デフォルト値

<なし>

wsmgrlbp

※省略可能とは、行がなくてもエラーにはならない設定です。

※値には、本製品で設定する値が記載されています。


parametersパラメーター

parametersパラメーターに設定する値について説明します。

分類

parametersパラメーター

インストール先

キー名

installdir

string

デフォルト値

%SystemDrive%\wsmgrweb

WSMGR for Webのインストール先を指定します。

インストールオプション

キー名

addlocal

string

デフォルト値

FMLBP114

インストールする機能を指定します。

複数の機能を指定する場合はカンマ区切りで指定し、値全体をダブルクォーテーションで囲みます。

インストール機能一覧:

デフォルト

FMLBP114

FMLBP114機能

オプション

F6671

F6671機能

すべて

ALL

上記のデフォルトとオプションのすべて

インストールログの出力先とファイル名

キー名

log

string

デフォルト値

%temp%\wsmgrlbp_install.log

ログの出力先を指定します。

サイレントインストールの実行手順

インストールの手順は次のとおりです。

注意

  • ここで示すインストール手順は管理者権限を持つユーザで行ってください。

  • サイレントインストール実行時に指定するインストールパラメーターCSVファイルのパス長は、256バイトを超えないようにしてください。

  1. インストール対象のマシンにAdministrator権限でログインします。

  2. インストールプログラムを起動します。
    WSMGR for Web LBPサポートの製品ディスクをCD-ROMドライブに挿入(マウント)し、次の操作を行います。
    コマンドプロンプトで、マウントドライブ(フォルダ)に移動し、次のいずれかのコマンドを入力します。

    • すべて初期値でサイレントインストールを行う場合
      D:\ >start /wait setup.exe /s

    • インストール情報を変更してインストールする場合
      D:\ >start /wait setup.exe /s [インストールパラメーターCSVファイル]

  3. インストール結果を確認します。
    インストール実行結果は%ERRORLEVEL%環境変数に格納されていますので、結果を確認してください。
    復帰値の意味は「■サイレントインストールの復帰値」を参照してください。

ポイント

"/s"オプションの代わりに"/c"オプションを指定して実行した場合、インストールは実行せずに、パラメーターの有効性をチェックします。まずは、"/c"オプションでインストール情報を確認してから実際にインストールを行うことを推奨します。

なお、インストールパラメーターCSVファイル内のaddlocalパラメーターの妥当性はチェックされませんので、"/s"オプションで実際にインストールが正常に実行されるか確認してください。