WSMGR for Web LBPサポート(64bit) V9 (別売り)をWebサーバへインストールします。サイレントインストールを利用すると、対話形式の情報入力を行わずにインストールすることができます。
サイレントインストールは次の手順で行います。
インストールパラメーターCSVファイルを作成します
サイレントインストールを実行します
インストールパラメーターは、以下の形式でCSVファイルに指定します。
CSVファイルの記述形式は「■CSVファイルの形式」を参照してください。
すべてのパラメーターを省略し、初期値でインストールする場合は「サイレントインストールの実行手順」に進んでください。
Shift JIS
installInfo, | softwareName, | [ソフトウェア名称] |
installInfo, | OS, | [OS名] |
installInfo, | Version, | [バージョン] |
installInfo, | Name, | [ソフトウェアID] |
parameters, | [パラメーターのキー名], | [パラメーターの値] |
parameters, | ・・・, | ・・・ |
installInfoパラメーターに設定する値について説明します。
分類 | installInfoパラメーター | 備考 | |
---|---|---|---|
ソフトウェア名称 | キー名 | softwareName | 省略可能 |
型 | string | ||
デフォルト値 | <なし> | ||
値 | wsmgrlbp | ||
OS名 | キー名 | OS | 省略可能 |
型 | string | ||
デフォルト値 | <なし> | ||
値 | Windows | ||
バージョン | キー名 | Version | 省略可能 |
型 | string | ||
デフォルト値 | <なし> | ||
値 | 9 | ||
ソフトウェアID | キー名 | Name | 必須 |
型 | string | ||
デフォルト値 | <なし> | ||
値 | wsmgrlbp |
※省略可能とは、行がなくてもエラーにはならない設定です。
※値には、本製品で設定する値が記載されています。
parametersパラメーターに設定する値について説明します。
分類 | parametersパラメーター | |||
---|---|---|---|---|
インストール先 | キー名 | installdir | ||
型 | string | |||
デフォルト値 | %SystemDrive%\wsmgrweb | |||
値 | WSMGR for Webのインストール先を指定します。 | |||
インストールオプション | キー名 | addlocal | ||
型 | string | |||
デフォルト値 | FMLBP114 | |||
値 | インストールする機能を指定します。 複数の機能を指定する場合はカンマ区切りで指定し、値全体をダブルクォーテーションで囲みます。 インストール機能一覧: | |||
デフォルト | ||||
FMLBP114 | FMLBP114機能 | |||
オプション | ||||
F6671 | F6671機能 | |||
すべて | ||||
ALL | 上記のデフォルトとオプションのすべて | |||
インストールログの出力先とファイル名 | キー名 | log | ||
型 | string | |||
デフォルト値 | %temp%\wsmgrlbp_install.log | |||
値 | ログの出力先を指定します。 |
■サイレントインストールの実行手順
インストールの手順は次のとおりです。
注意
ここで示すインストール手順は管理者権限を持つユーザで行ってください。
サイレントインストール実行時に指定するインストールパラメーターCSVファイルのパス長は、256バイトを超えないようにしてください。
インストール対象のマシンにAdministrator権限でログインします。
インストールプログラムを起動します。
WSMGR for Web LBPサポートの製品ディスクをCD-ROMドライブに挿入(マウント)し、次の操作を行います。
コマンドプロンプトで、マウントドライブ(フォルダ)に移動し、次のいずれかのコマンドを入力します。
すべて初期値でサイレントインストールを行う場合
D:\ >start /wait setup.exe /s
インストール情報を変更してインストールする場合
D:\ >start /wait setup.exe /s [インストールパラメーターCSVファイル]
インストール結果を確認します。
インストール実行結果は%ERRORLEVEL%環境変数に格納されていますので、結果を確認してください。
復帰値の意味は「■サイレントインストールの復帰値」を参照してください。
ポイント
"/s"オプションの代わりに"/c"オプションを指定して実行した場合、インストールは実行せずに、パラメーターの有効性をチェックします。まずは、"/c"オプションでインストール情報を確認してから実際にインストールを行うことを推奨します。
なお、インストールパラメーターCSVファイル内のaddlocalパラメーターの妥当性はチェックされませんので、"/s"オプションで実際にインストールが正常に実行されるか確認してください。