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WSMGR ソフトウェア開発キット V9 使用手引書
FUJITSU Software

8.3.1 ディスプレイ端末の画面サイズ、カーソル位置

ディスプレイ端末の画面サイズとカーソル位置はプロパティに格納されます。

アプリケーションはプロパティを参照する事により、 ディスプレイ端末の画面サイズと現在のカーソル位置を確認する事ができます。

ディスプレイ端末の画面サイズは、キー入力・CRTインタフェースのメソッドにおける、位置指定、範囲指定の有効範囲として扱われ、1行・1桁目を起点とします。

カーソル位置は、キー入力メソッドにおける入力開始位置となります。

8.3.1.1 画面サイズ・行、桁DspemuRow、DspemuColumnプロパティ

構文

object. DspemuRow

object. DspemuColumn

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

なし

対象エミュレータ

ディスプレイ端末の画面サイズを行・桁で表します。

値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。

この値はキー入力・CRTインタフェースのメソッドにおける、位置指定、範囲指定の有効範囲として扱われ、1行・1桁目を起点とします。

8.3.1.2 カーソル位置・行、桁CursorPosRow、CursorPosColumnプロパティ

構文

object. CursorPosRow

object. CursorPosColumn

データ型

整数

アクセス方法

参照(ホスト接続中の間有効)

初期値

なし

対象エミュレータ

現在のカーソル位置を行・桁で表します。

値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。

この値はキー入力メソッドにおける入力開始位置となります。

カーソル位置は「SetCursorPos(カーソル位置指定)」メソッドによりアプリケーションから変更する事ができます。

8.3.1.3 カーソル位置指定SetCursorPosメソッド

構文

object. SetCursorPos ( row,column )

引数

引数は次のものです。

項目

内容

row

整数

カーソル移動先の行位置を指定します。

column

整数

カーソル移動先の桁位置を指定します。

二重発行動作

キャンセル

復帰値

0:正常/その他の値:異常

対象エミュレータ

ディスプレイ端末のカーソルを任意の位置へ移動します。

メソッド発行時に「キー入力可能」状態でない場合、メソッドは失敗します。