ディスプレイ端末の画面サイズとカーソル位置はプロパティに格納されます。
アプリケーションはプロパティを参照する事により、 ディスプレイ端末の画面サイズと現在のカーソル位置を確認する事ができます。
ディスプレイ端末の画面サイズは、キー入力・CRTインタフェースのメソッドにおける、位置指定、範囲指定の有効範囲として扱われ、1行・1桁目を起点とします。
カーソル位置は、キー入力メソッドにおける入力開始位置となります。
構文 | object. DspemuRow object. DspemuColumn |
データ型 | 整数 |
アクセス方法 | 参照(ホスト接続中の間有効) |
初期値 | なし |
対象エミュレータ |
ディスプレイ端末の画面サイズを行・桁で表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。
この値はキー入力・CRTインタフェースのメソッドにおける、位置指定、範囲指定の有効範囲として扱われ、1行・1桁目を起点とします。
構文 | object. CursorPosRow object. CursorPosColumn |
データ型 | 整数 |
アクセス方法 | 参照(ホスト接続中の間有効) |
初期値 | なし |
対象エミュレータ |
現在のカーソル位置を行・桁で表します。
値は参照のみ可能であり、ホスト接続中の間有効です。
この値はキー入力メソッドにおける入力開始位置となります。
カーソル位置は「SetCursorPos(カーソル位置指定)」メソッドによりアプリケーションから変更する事ができます。
構文 | object. SetCursorPos ( row,column ) | ||
引数 | 引数は次のものです。 | ||
項目 | 型 | 内容 | |
row | 整数 | カーソル移動先の行位置を指定します。 | |
column | 整数 | カーソル移動先の桁位置を指定します。 | |
二重発行動作 | キャンセル | ||
復帰値 | 0:正常/その他の値:異常 | ||
対象エミュレータ |
ディスプレイ端末のカーソルを任意の位置へ移動します。
メソッド発行時に「キー入力可能」状態でない場合、メソッドは失敗します。