本章では、Webサイト管理機能を使用する際の運用環境をWebサイト管理画面より構成する方法について、「3.1 システム構成」のシステムで運用する場合を例として、説明します。
■Webサイト管理機能の運用環境を構築する作業
Webサイト管理機能を使用するにあたり、事前に以下の構成を行う必要があります。
作業項目 | マニュアルでの記載箇所 | 備考 |
---|---|---|
管理サーバ登録 | 必須 「7.1.1 Webサイト管理」画面での登録が必要です。 | |
被管理サーバ登録 | 必須 「7.2.1.1 被管理サーバの登録」および「7.2.2 分析対象サーバの登録」が必要です。 | |
グループ登録 | 利用状況分析機能を使用するにあたり、複数の分析対象サーバを束ねて管理したい場合に登録します。 ここでは設定を行います。 | |
レポートサーバ登録 | レポート機能を使用する場合に登録します。 ここでは設定を行います。 |
■Microsoft Edge (IEモード)を利用するための設定
Microsoft Edgeを利用する場合は、以下のWebサーバのURLがIEモードで開くよう設定してください。
管理サーバ
被管理サーバ (*1)
レポートサーバ
(*1) 被管理サーバ運用を行っている場合に必要です。
詳細は、Microsoftのサイトを参照してください。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployedge/edge-ie-mode-policies |
以下は、管理サーバのURLを設定する場合の例です。
Microsoft EdgeでIEモードを利用できるようにします。
Microsoftのサイトより、最新の「Microsoft Edge ポリシー テンプレート」を入手し、適用します。
参考
適用方法などはMicrosoftのサイトを参照してください。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/deployedge/configure-microsoft-edge |
[グループ ポリシー エディター]で、以下の設定を行います。
[コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [Microsoft Edge]の[Internet Explorer 統合を構成する]を有効にし、オプションで[Internet Explorer モード]を選択します。
管理サーバのURLがIEモードで開くよう設定します。
サイトリストXMLを作成します。
<任意のディレクトリ>/sitelist.xml
例
管理サーバのURLが"http://sqcmg/SQC/default.html"の場合
<site-list version="8"> <created-by> <tool>EMIESiteListManager</tool> <version>12.0.0.0</version> <date-created>06/04/20xx 01:56:36</date-created> </created-by> <site url="sqcmg"> <compat-mode>Default</compat-mode> <open-in>IE11</open-in> </site> </site-list> |
[グループ ポリシー エディター]で、以下の設定を行います。
[コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [Windows コンポーネント] - [Internet Explorer]の[エンタープライズ モードの IE Web サイト一覧を使う]を有効にし、オプションで手順2.のa.で作成したサイトリストXMLの場所を指定します。
例)file:///<任意のディレクトリ>/sitelist.xml
■Webサイト管理画面の起動
[Webサイト管理]画面は、Webブラウザに以下のURLを指定して起動します。
【Windows版】
管理サーバがWindowsの場合 :
http://管理サーバのホスト名/SQC/default.htm |
【UNIX版】
管理サーバがSolaris,Linuxの場合 :
http://管理サーバのホスト名/SQC/index.html |
■コンソールの起動
コンソールは、Webブラウザに以下のURLを指定して起動します。
http://管理サーバのホスト名/SSQC/AdminConsole.html |