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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.3 Web 利用状況管理編
FUJITSU Software

4.2.2 利用状況DB環境定義ファイルを定義する

利用状況DB環境定義ファイルは以下のサンプルファイルを利用して作成し、格納します。

UNIX版】

3.1 システム構成」で設定した環境の場合には、こちらを参照してください。

ファイル

パス

サンプルファイル

/opt/FJSVssqc/sample/DatabaseConfig

利用状況DB環境定義ファイルの格納先

/etc/opt/FJSVssqc/DatabaseConfig


Windows版】

被管理サーバがWindowsの場合には、以下を参照してください。


ファイル

パス

サンプルファイル

<インストールディレクトリ>\sample\DatabaseConfig

利用状況DB環境定義ファイルの格納先

<可変ファイル格納ディレクトリ>\control\DatabaseConfig


以下に、利用状況DB環境定義ファイルの定義の例を示します。


定義例は、以下のとおりです。


01/Jan/20xx:00:00:00 +0900    ★定義を実施した日時に変更してください。


[Server]

Symbol = HostA1

Name = HostA1

Type = web

Domain = xxx.yyy.com

DatabaseInterval = week(sun)

SearchDNS = yes

RequestURLSuffix = "html,htm,shtml,shtm,stm,cgi,asp,pl,tcl,sh"

DatabaseMode = both


[Log]

Symbol = HostA1

Name = HostA1

Path = /usr/local/apache/logs/access_log

Format = Common

Region = +0900


01/Jan/20xx:00:00:00 +0900    ★定義を実施した日時に変更してください。

注意

以下の設定に留意してください。


設定項目

備考

Name

[Server]の”Name”は、環境設定の被管理サーバの設定画面で定義した分析対象サーバ名を指定します。

Format

Webサーバのログ形式に合わせてください。

WebサーバがApache HTTP Serverの場合には、httpd.confのCustomLogで指定したログ形式に合わせてください。

Domain

分析対象サーバのドメイン名の定義です。

参照

利用状況DB定義ファイルの設定の詳細については、「15.2.1 利用状況DB環境定義ファイル」を参照してください。

ポイント

ここまでの設定を行った後、利用状況DB登録エンジンが起動されるよう、設定されていることを確認してください。



UNIX版】

正しく設定されているかどうかは、以下の方法で確認してください。

  1. コマンドを実行する


    /opt/FJSVssqc/bin/dbregmng


  2. ログを確認する

    以下のログファイルの出力メッセージを確認してください。


    /var/opt/FJSVssqc/log/dbreg.log


    コマンド実行の結果、以下のメッセージが出力されていれば、利用状況DBは正しく作成されています。


    dd/mmm/yyyy:hh:mm:ss +0900 dbreg[22262] DBReg_Main:1098 103001001i "[server=HostA1][log=HostA1]データベース登録エンジンを開始しました。"

    dd/mmm/yyyy:hh:mm:ss +0900 dbreg[22262] DBReg_Main:1853 103001002i "[server=HostA1][log=HostA1]データベース登録エンジンを終了しました。"


    以下の観点で確認してください。

    • 上のメッセージが対で出力されていること。

    • 1つ目のメッセージと2つ目のメッセージの間にエラーメッセージが出力されていないこと。

    参照

    正しく作成されていない場合には、本節および「11.1.1.2 起動操作」を参考に、設定を見直してください。


Windows版】

Windowsの場合には、以下のとおりに確認してください。

  1. コマンドを実行する


    <インストールディレクトリ>\bin\dbregmng.exe


  2. ログを確認する

    以下のログファイルの出力メッセージを確認してください。


    <可変ファイル格納ディレクトリ>\log\dbreg.log

    コマンド実行の結果、以下のメッセージが出力されていれば、利用状況DBは正しく作成されています。


    dd/mmm/yyyy:hh:mm:ss +0900 dbreg[22262] DBReg_Main:1098 103001001i "[server=HostA1][log=HostA1]データベース登録エンジンを開始しました。"

    dd/mmm/yyyy:hh:mm:ss +0900 dbreg[22262] DBReg_Main:1853 103001002i "[server=HostA1][log=HostA1]データベース登録エンジンを終了しました。"


    以下の観点で確認してください。

    • 上のメッセージが対で出力されていること。

    • 1つ目のメッセージと2つ目のメッセージの間にエラーメッセージが出力されていないこと。

    参照

    正しく作成されていない場合には、本節および「11.1.1.2 起動操作」を参考に、設定を見直してください。