1.13 sqcSetUXDISKSPACE(ディスクスペース情報の除外設定コマンド)■機能説明
ディスクスペース情報のレコード（UX_DISKSPACE）について、ハードディスクを使用しない以下のファイルシステムを収集対象外とするための設定、または設定の解除を行います。
仮想ファイルシステム
光学ディスクのファイルシステム
注意
本コマンドは複数同時に実行しないでください。
ポイント
インストール直後は、本設定は解除された状態になっています。
■実行に必要な権限
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザー)権限が必要です。
■実行環境
Enterprise Manager/Manager/Proxy Manager/Agentで実行可能です。
ポイント
本コマンドはインストール型Agentに対してのみ適用可能です。Agent(Agent機能を使用しているEnterprise Manager/Manager/Proxy Managerも含む)上で実行してください。
■記述形式
【UNIX版】
/opt/FJSVssqc/bin/sqcSetUXDISKSPACE.sh -s /opt/FJSVssqc/bin/sqcSetUXDISKSPACE.sh -u |
■オプション
ハードディスクを使用しないファイルシステムを収集対象外とするための設定を行います。
ハードディスクを使用しないファイルシステムを収集対象外とするための設定を解除します。
ポイント
【Linux版】
-sオプションで設定した後、OSのカーネルを更新した際は本コマンドの再実行が必要です。一旦-uオプションで解除し、再度-sオプションで設定してください。
■復帰値
0 : 正常終了
>0 : 異常終了
■実行結果/出力形式
標準出力に対し、正常終了メッセージを出力します。
Command succeeded. |
# /opt/FJSVssqc/bin/sqcSetUXDISKSPACE.sh -s Command succeeded. |
標準エラー出力に対し、エラーメッセージを出力します。
エラーメッセージと対応する内容、対処方法は以下のとおりです。
メッセージ | 内容 | 対処方法 |
|---|---|---|
Usage : sqcSetUXDISKSPACE.sh -s | -u | 書式に誤りがあります。 | 正しい書式で再度コマンドを実行してください。 |
ERROR: The command can only be executed by the root. | このコマンドはシステム管理者(スーパーユーザー)権限でのみ実行が可能です。 | システム管理者(スーパーユーザー)権限で再度コマンドを実行してください。 |
WARNING: It has already been defined. | すでに設定されています。 | 対処は不要です。 |
WARNING: The exclusion setting is not set. | すでに解除されています。 | 対処は不要です。 |
ERROR: System error: <エラー詳細> | その他のエラーです。 | 保守情報を収集し、技術員に連絡してください。 |
# /opt/FJSVssqc/bin/sqcSetUXDISKSPACE.sh -s WARNING: It has already been defined. |
■使用例
【UNIX版】
# /opt/FJSVssqc/bin/sqcSetUXDISKSPACE.sh -s |
【UNIX版】
# /opt/FJSVssqc/bin/sqcSetUXDISKSPACE.sh -u |
