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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.3 リファレンスマニュアル
FUJITSU Software

1.1.5 sqcViewPolicy(ポリシー定義情報確認コマンド)

■機能説明

ポリシー定義情報確認コマンドは、ポリシー配付対象となるシステム名の一覧表示、および配付先サーバがポリシー配付可能かどうかを確認します。

注意

本コマンドは複数同時に実行しないでください。


■実行に必要な権限

Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。

注意

管理者権限で実行してください。


実行環境

運用管理クライアントで実行可能です。


■記述形式

<運用管理クライアントインストールディレクトリ>\bin\sqcViewPolicy.exe [ -l [ as | ab | mg | pm | em ] ]

<運用管理クライアントインストールディレクトリ>\bin\sqcViewPolicy.exe -c


■オプション

-l パラメーター

ポリシー配付の対象となる、パラメーターで指定されたインストール種別のシステム名を一覧で表示します。
※パラメーター指定がない場合は、すべてが対象になります。


-c

配付先サーバがポリシー配付可能な状態になっているか確認します。


パラメーター

パラメーターはインストール種別の略称を指定します。

各略称に対応するインストール種別は以下のとおりです。

as : Agent for Server

ab : Agent for Business

mg : Manager

pm : Proxy Manager

em : Enterprise Manager


■復帰値

0 : 正常終了

1 : パラメーターエラー

2 : サーバ処理エラー

3 : 通信エラー

10 : その他のエラー


■実行結果/出力形式

正常終了

標準出力に対し、正常終了メッセージとともに以下の情報を出力します。

異常終了

  1. 標準エラー出力に対し、エラーメッセージを出力します。

    (Error) : メッセージ, エラー番号

    エラーメッセージと対応するエラー番号

    エラー番号

    メッセージ

    内容

    010

    parameter error.(エラー詳細コード)

    パラメーターの指定エラー

    020

    Server access error.(エラー詳細コード)

    サーバ処理エラー

    030

    aborted connection error.(エラー詳細コード)

    通信エラー

    100

    system error.

    その他何らかのエラー


  2. エラー時の対処について

    エラー時の状況に応じて、以下の対処を実施します。

    エラー番号

    内容

    対処の方法

    010

    パラメーターエラー

    パラメーターを修正して、再実行

    020

    サーバアクセスエラー

    Managerへの接続状況を確認後、再実行

    030

    通信エラー

    Managerへの接続状況を確認後、再実行

    100

    システムエラー

    保守情報を採取し、技術員に連絡してください。


■使用例1

ポリシー配付の対象となるシステム名をすべて表示する場合

C:\Program Files\Fujitsu\SystemwalkerSQC-C\bin\sqcViewPolicy.exe -l


■使用例2

ポリシー配付の対象となるAgent for Server のシステム名を一覧で表示する場合

C:\Program Files\Fujitsu\SystemwalkerSQC-C\bin\sqcViewPolicy.exe -l as


■使用例3

ポリシー配付の対象となるサーバに対し、配付可能な状態になっているか確認する場合

C:\Program Files\Fujitsu\SystemwalkerSQC-C\bin\sqcViewPolicy.exe -c