バックアップ用に出力されたアーカイブファイルをバックアップする方法です。このファイルは、毎日バックアップすることを想定したファイルです。
■格納場所
アーカイブファイルは、デフォルトでは以下のディレクトリ配下に格納されます。インストール時の設定または導入手引書「アーカイブファイル格納先の変更」に示す手順によって、格納先が変更されている場合もあります。
【Windows版】
<可変ファイル格納ディレクトリ>\spool\BackupPDBinsert |
【UNIX版】
/var/opt/FJSVssqc/BackupPDBinsert |
上記ディレクトリ配下に、以下のファイルが出力されます。
pdbinsert_%SYSTEM%_%N%.txt |
%SYSTEM% : システム名
%N% : ファイル番号
本アーカイブファイルは、24時間間隔、または、Systemwalker SQC DCMサービス/dcmdプロセスが起動するたびに新たに生成されます。ただし、ファイル番号(%N%)が1~3の間で、サイクリックに使用されます。したがって、最大3日間の情報がアーカイブされることになります。
■バックアップ
上記のファイルをバックアップしてください。
■リストア
アーカイブファイルをリストアする場合は、ファイルの拡張子を.txtから.tmpに変換した後、以下のディレクトリに配置してください。アーカイブファイルの格納先を変更している場合も、以下のディレクトリに配置します。
【Windows版】
<可変ファイル格納ディレクトリ>\transfer\DsaPDBWriter |
【UNIX版】
/var/opt/FJSVssqc/temp/DsaPDBWriter |
注意
アーカイブファイルのリストア時、1回のトランザクションとしてPDBへ書込みます。その際、PDBがロック状態となり、アーカイブファイル以外の性能情報の書込み、および読込みができなくなります。このため、アーカイブファイルをリストアするときは、100メガバイトを最大ファイルサイズとする複数のファイルに分割して格納してください。