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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.3 使用手引書
FUJITSU Software

9.2.6 リモートでのポリシー作成と適用

配付先サーバに対して、運用管理クライアント上からリモートでポリシーの作成と適用を行います。ポリシーの作成と適用は、sqcCtrlPolicy(ポリシーリモート操作コマンド)を実行します。

sqcCtrlPolicy(ポリシーリモート操作コマンド) の詳細については、リファレンスマニュアル「sqcCtrlPolicy(ポリシーリモート操作コマンド)」を参照してください。


■実行に必要な権限

Administratorsグループに所属するユーザー権限が必要です。


■記述形式

<運用管理クライアントインストールディレクトリ>\bin\sqcCtrlPolicy.exe

-e <操作コマンド種別> {-g <ポリシー配付グループ>,・・・ | -s <サーバ名>,・・・}


■オプション

-e <操作コマンド種別>

リモート操作するコマンド種別を指定します。

  • AP:収集ポリシー作成コマンド(sqcAPolicy:レスポンス情報収集ポリシー)

  • RP:収集ポリシー作成コマンド(sqcRPolicy:サーバ内リソース情報収集ポリシー)

  • SP:収集ポリシー適用コマンド(sqcSetPolicy)

-g <ポリシー配付グループ>

ポリシー配付グループ名を指定します。

-s <サーバ名>

リモート操作先のサーバを指定します。

配付対象になるサーバを確認したい場合は、「9.3.1 ポリシー配付可能サーバの確認方法」を参照して、sqcViewPolicyを実行してください。

ポイント

Systemwalker Service Quality Coordinator V13.3.0以降は、ポリシー適用コマンド実行時にサービス/デーモンの事前停止は不要です。

ただし、サービス/デーモンが動作中で各管理対象製品の性能データが収集中であった場合、それらはポリシー適用の実施中は一時的に停止され、終了後に再収集を開始します。


■使用例

以下の定義でポリシーリモート操作を実施する場合

【操作サーバ】

wasabi

【操作コマンド】

収集ポリシー作成(sqcRPolicy)

C:\Program Files\Fujitsu\SystemwalkerSQC-C\bin\sqcCtrlPolicy.exe -e RP -s wasabi