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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.3 導入手引書
FUJITSU Software

付録E デスクトップ ヒープの拡張方法

デスクトップヒープ(Desktop heap)の拡張方法について説明します。

注意

レジストリの編集を誤ると、Windowsが起動しなくなるなどの影響が発生する場合があります。レジストリの編集には注意してください。

デスクトップ ヒープの変更は、システム全体に影響するため、変更後、システムの動作に問題がないか確認してください。

  1. レジストリエディタを起動します。

  2. HKEY_LOCAL_MACHINE のサブツリーから以下のキーを表示します。

    \System\CurrentControlSet\Control\Session Manager\SubSystems

  3. Windowsの値の中の、SharedSectionパラメーターを修正します。

    カンマで区切られた3番目の数値(下記例の赤字部分)を、256KBずつ、20480までの範囲で拡張します。

    カンマで区切られた数値は、システムにより3つの場合と4つの場合があります。どちらの場合も3番目の数値を拡張してください。

    【修正前】

    %SystemRoot%\system32\csrss.exe ObjectDirectory=\Windows
    SharedSection=1024,20480,768 Windows=On
    SubSystemType=Windows ServerDll=basesrv,1
    ServerDll=winsrv:UserServerDllInitialization,3
    ServerDll=sxssrv,4 ProfileControl=Off MaxRequestThreads=16

    【修正後】

    %SystemRoot%\system32\csrss.exe ObjectDirectory=\Windows
    SharedSection=1024,20480,1536 Windows=On
    SubSystemType=Windows ServerDll=basesrv,1
    ServerDll=winsrv:UserServerDllInitialization,3
    ServerDll=sxssrv,4 ProfileControl=Off MaxRequestThreads=16

  4. システムを再起動します。