Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.3 導入手引書

10.13.3 データの変更

V15.2.2で、以下のデータの算出方法が変更されています。

収集項目の詳細については、リファレンスマニュアル「データフォーマット」を参照してください。

■Red Hat Enterprise Linuxで収集するメモリに関する性能情報

以下に示すRed Hat Enterprise Linuxのメモリに関する収集項目は、V15.2.2でsar -rから/proc/meminfoを使用した算出方法に変更されているため、表示される値がV15.2.1A以前と異なります。

• SUM_MEM

  • freemem

• UX_MEMFREE

  • freememp

  • memuse

• LX_MEMFREE

  • lmemuse

■ファイルシステムがZFSの場合の性能情報

ファイルシステムがZFSの場合のディスク容量は、V15.2.2での算出方法が変更されているため、表示される値がV15.2.1A以前と異なります。

• UX_DISKSPACEはストレージプールのデータとなります。

• 以下のフィールドは収集されません（空欄となります）。

  • UX_DISKSPACE

    • dtotfils

    • dfrefils

■Oracle Database Serverで収集する性能情報

以下に示すOracle Database Serverの収集項目は、V15.2.2で使用量として管理領域を考慮した算出方法に変更されているため、表示される値がV15.2.1A以前と異なります。

• ORA_TSS

  • tsused

  • tsfree