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Interstage Application Server V13.0.0 Interstage HTTP Server 2.4運用ガイド
FUJITSU Software

3.2 公開用ルートディレクトリの設定

DocumentRootディレクティブを使用して、公開用ルートディレクトリ(httpdがファイルを提供するディレクトリ)を設定します。

設定例を以下に示します。

注意

  • 本製品のインストール直後は、DocumentRootディレクティブに設定したディレクトリ配下に、サンプルのコンテンツが格納されています。Webサーバの運用に応じて、不要なサンプルのコンテンツを削除するか、またはDocumentRootディレクティブに指定するディレクトリを変更してください。


  • DocumentRootディレクティブにネットワーク上の共有フォルダを指定する場合は、UNCパス(//コンテンツ格納先のホスト名/共有フォルダ名)で指定してください。なお、ネットワーク上の共有資源にアクセスするためには、事前にWebサーバおよび共有資源を格納するマシンの設定を行う必要があります。詳細については、「3.30 ネットワーク上の共有資源へのアクセス設定 」を参照してください。


  • DocumentRootディレクティブに指定するディレクトリには、NFSサーバへのマウントポイントを指定できますが、Webサーバ運用中は常にNFSサーバへのアクセスが可能である必要があります。Webサーバを起動する前にNFSサーバが正常に起動されていることを確認してください。また、Webサーバ運用中は、NFSサーバへのアクセスが不可となるような操作(NFSサーバの電源断など)を行わないでください。


公開用ルートディレクトリとして、ディレクトリ「C:\Interstage\F3FMahs\htdocs」を設定する場合

DocumentRoot "C:/Interstage/F3FMahs/htdocs"

公開用ルートディレクトリとして、ネットワーク上の共有フォルダ(UNCパス)「//hostname/directory」(コンテンツ格納先のホスト「hostname」、共有フォルダ「directory」)を設定する場合

DocumentRoot "//hostname/directory"
<Directory "//hostname/directory">
     Require all granted
</Directory>


公開用ルートディレクトリとして、ディレクトリ「/opt/FJSVahs/htdocs」を設定する場合

DocumentRoot "/opt/FJSVahs/htdocs"

参考

関連ディレクティブ

  • <Directory>

  • DocumentRoot

  • Require