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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

A.3 Java DBのシステムディレクトリー

Java DBは、指定されたシステムディレクトリーにデータベース格納ディレクトリーの作成や、システムディレクトリーの定義ファイルの読み込みなどを行います。JavaDBのシステムディレクトリーは、デフォルトで以下が使用されます。
このJava DBのシステムディレクトリーを変更するには、asadminコマンドのstart-databaseサブコマンドでデータベースを起動するときに、--dbhomeオプションを指定します。

  • 組み込み環境

    • Java VMのカレントディレクトリー ※

  • クライアント/サーバー環境

    • データベース起動時のカレントディレクトリーにderby.logが存在する場合
      カレントディレクトリー

    • データベース起動時のカレントディレクトリーにderby.logが存在しない場合
      C:\Interstage\glassfish5\glassfish\databases

  • 組み込み環境

    • Java VMのカレントディレクトリー ※

  • クライアント/サーバー環境

    • データベース起動時のカレントディレクトリーにderby.logが存在する場合
      カレントディレクトリー

    • データベース起動時のカレントディレクトリーにderby.logが存在しない場合
      /opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/databases


※ 各Java VMのカレントディレクトリーについては、Java DBを使用する機能の仕様を確認してください。

注意

運用ユーザーを変更するとデフォルトのシステムディレクトリーにアクセスできなくなる場合があるため、--dbhomeオプションでシステムディレクトリーに以下の場所を指定することを推奨します。

C:\Interstage\glassfish5\var\databases

/var/opt/FJSViaps/glassfish5/databases