Java DBは、指定されたシステムディレクトリーにデータベース格納ディレクトリーの作成や、システムディレクトリーの定義ファイルの読み込みなどを行います。JavaDBのシステムディレクトリーは、デフォルトで以下が使用されます。
このJava DBのシステムディレクトリーを変更するには、asadminコマンドのstart-databaseサブコマンドでデータベースを起動するときに、--dbhomeオプションを指定します。
組み込み環境
Java VMのカレントディレクトリー ※
クライアント/サーバー環境
データベース起動時のカレントディレクトリーにderby.logが存在する場合
カレントディレクトリー
データベース起動時のカレントディレクトリーにderby.logが存在しない場合
C:\Interstage\glassfish5\glassfish\databases
組み込み環境
Java VMのカレントディレクトリー ※
クライアント/サーバー環境
データベース起動時のカレントディレクトリーにderby.logが存在する場合
カレントディレクトリー
データベース起動時のカレントディレクトリーにderby.logが存在しない場合
/opt/FJSViaps/glassfish5/glassfish/databases
※ 各Java VMのカレントディレクトリーについては、Java DBを使用する機能の仕様を確認してください。
注意
運用ユーザーを変更するとデフォルトのシステムディレクトリーにアクセスできなくなる場合があるため、--dbhomeオプションでシステムディレクトリーに以下の場所を指定することを推奨します。
C:\Interstage\glassfish5\var\databases |
/var/opt/FJSViaps/glassfish5/databases |