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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

15.1.2 実行環境の違い

実行環境によってサポート対象の規約、使用できるJavaバージョンが異なります。バージョンごとの違いを以下に示します。

Java EE 6機能

Jakarta EE 8機能

Servlet規約

3.0

4.0

JSP規約

2.2

2.3

EJB規約

3.1

3.2

JMS規約

1.0

2.0

Javaバージョン

6.0

7.0

8.0

Webサーバー

Interstage HTTP Server 2.2

Interstage HTTP Server 2.4

Java EE 6機能の資源とJakarta EE 8機能の資源は異なるためInterstageのバックアップ・リストア機能による資源の移行は行えません。このため、Java EE 6機能のWebコンテナで運用していたアプリケーションをJakarta EE 8機能で運用するためには、Jakarta EE 8機能のWebコンテナを作成し、そこにアプリケーションを配備し直す必要があります。

Webサーバーについて

Interstage HTTP Server 2.2とInterstage HTTP Server 2.4は資源が異なるため、バックアップ・リストア機能による資源の移行はできません。Interstage HTTP Server 2.2で使用していた機能をInterstage HTTP Server 2.4で使用する場合は、Interstage HTTP Server 2.4をインストール後に、環境定義ファイル(httpd.conf)を直接編集して、必要な機能を設定してください。Interstage HTTP Server 2.4の主な機能の環境設定については、「Interstage HTTP Server 2.4運用ガイド」の「環境設定」を参照してください。

Java EE 6機能ではコマンドのみでの操作ですが、Jakarta EE 8機能ではコマンドとGUIによる操作が可能です。

またJava EE 6機能とJakarta EE 8機能ではコマンドでの操作方法が異なります。必ずJakarta EE 8機能のasadminコマンドを使用してください。asadminについては、「10.1 asadmin」を参照してください。