Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド

11.75.15 バッチジョブの運用時に出力されるメッセージ

INFO: EXECUTING -d {0} -x {1} -n {2}

[可変情報]

{0}:データソースルックアップ名

{1}:管理実行サービス名

{2}:スキーマ名

[意味]

表示される情報を用いてバッチ実行環境を構成します。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

対処は不要です。

INFO: Using database = {0}, databaseMajorVersion = {1}, databaseMinorVersion = {2}, schemaName = {3}

[可変情報]

{0}: 接続対象データベース名

{1}: データベースのメジャーバージョン番号

{2}: データベースのマイナーバージョン番号

{3}: スキーマ名

[意味]

接続対象データベースの情報を表示します。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

対処は不要です。

SEVERE: Could not instantiate service:{0} due to exception:{1}

[可変情報]

{0}: 内部で使用するサービスクラス名

{1}: 発生例外名

[意味]

バッチ実行環境内部で使用するサービスをロードできませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

データベースに接続できない場合は、データベース設定を修正してください。それ以外の場合は、同時に出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し、原因を取り除いてください。

WARNING: ExecutionId: {0} is not the most recent execution.

[可変情報]

{0}: ジョブ実行ID

[意味]

最新ではないジョブ実行を指定したためリスタートに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

ジョブをリスタートする場合は最新のジョブ実行を指定してください。

WARNING: Abandoned job instance = {0}

[可変情報]

{0}: ジョブインスタンスID

[意味]

バッチステータスがABANDONEDのため、バッチジョブのリスタートに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

バッチジョブをリスタートする場合は、バッチステータスがFAILEDあるいはSTOPPEDのジョブに対して、リスタートしてください。

WARNING: Job Execution: {0} is still running

[可変情報]

{0}: ジョブ実行ID

[意味]

バッチステータスがSTARTEDまたはSTARTINGのため、ジョブ実行に対するabandonメソッドが失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

実行中ではないジョブ実行に対して、abandonメソッドを行ってください。

WARNING: Caught throwable from run(). Stack trace: {0}

[可変情報]

{0}: 例外詳細情報

[意味]

バッチジョブの開始（再開）または停止時に例外を検出しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し、原因を取り除いてください。

WARNING: Caught throwable in main execution loop with Throwable message: {0}

[可変情報]

{0}: 例外詳細情報

[意味]

バッチジョブの実行時に例外を検出しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し、原因を取り除いてください。

WARNING: Caught exception executing step: {0}

[可変情報]

{0}: 例外詳細情報

[意味]

ステップの実行中に例外を検出しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し、原因を取り除いてください。

WARNING: Caught throwable while determining if step should be executed. Failing job. ; {0}

[可変情報]

{0}: 例外詳細情報

[意味]

ジョブステップ遷移の確認時に例外を検出しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し、ステップ遷移を妨げる原因を取り除いてください。

WARNING: No execution element found with id = {0}

[可変情報]

{0}: ジョブステップ名

[意味]

遷移先のジョブステップが見つかりません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

ジョブ定義中のステップ名を正しく遷移できるように修正してください。

WARNING: Problem transitioning to next execution element.

[意味]

ジョブステップ遷移に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されている他のメッセージおよび例外情報を参照し、正しくステップ遷移できるように修正してください。