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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.74.4 CKCG3000番台のメッセージ

CKCG3001: INFO: JdbcCheck started.

[意味]

JdbcCheckコマンドを開始しました。
※result.logだけに出力されます。

[ユーザーの対処]

ありません。

CKCG3002: INFO: JdbcCheck ended.

[意味]

JdbcCheckコマンドが終了しました。
※result.logだけに出力されます。

[ユーザーの対処]

ありません。

CKCG3003: SEVERE: JdbcCheck ended abnormally.

[意味]

JdbcCheckコマンドで問題が検出されました。

[ユーザーの対処]

本メッセージが表示された場合は、“12.19 パラメータ点検機能の異常”に記載されている対応を実施してください。

CKCG3010: WARNING: JdbcCheck detected some inconsistency. See below for the details.
詳細メッセージ

[意味]

JdbcCheckコマンドで問題が検出されました。詳細な内容を出力します。

[可変情報]

詳細メッセージ:
The JDBC driver for the connection pool does not specified.
%s1: pool name=%s2 [requires %s3]
  • %s1 : serverまたはGlassFish Serverクラスター名

  • %s2 : JDBC接続プール名

  • %s3 :

    • %s2がOracle用のJDBC接続プールの場合で、かつ、orai18n.jarまたはucp.jarが不足している場合は、設定が不足しているファイル名。

    • %2がOracle用の接続プールの場合は、以下の出力例のように、同じJDBC接続プールについて2行表示される場合があります。

      [出力例]

      Cluster01: pool name=OraclePool
      Cluster01: pool name=OraclePool requires orai18n.jar, ucp.jar

      UCP機能を使用するOracle用のJDBC接続プールを参照しているGlassFish Serverクラスター(Cluster01)に、JDBCドライバが設定されていない場合の出力例です。1行目はojdbc8.jarが設定されていないことを、2行目は、orai18n.jarとucp.jarが設定されていないことを示します。

[意味]

%s1が示すDASまたはGlassFish Serverクラスターについて、%s2で示すJDBC接続プールを使用するために必要なJDBCドライバが、参照できません。以下のどれかの可能性があります。

  • 「運用資産格納ディレクトリー」にJDBCドライバが格納されていない。

  • DASまたはGlassFish ServerクラスターのクラスパスサフィックスにJDBCドライバのパス名が指定されていない。

  • DASまたはGlassFish Serverクラスターのクラスパスサフィックスで指定したJDBCドライバが存在しない。

[ユーザーの対処]

以下のどちらかの方法で、%s1のDASまたはGlassFish Serverクラスターから、JDBCドライバのクラスライブラリーが参照できるようにしてください。

  • 必要なJDBCドライバのクラスライブラリーを「運用資産格納ディレクトリー」に格納する、

  • %s1のDASまたはGlassFish Serverクラスターのクラスパスサフィックスに、必要なJDBCドライバの絶対パス名を設定する。

    JDBC接続プールを使用するために必要なJDBCドライバについては、「4.14 データベースの環境設定」を参照してください。

詳細メッセージ:
Multiple versions of JDBC drivers are specified.
%s1: pool name=%s2: %s3; %s4
  • %s1 : serverまたはGlassFish Serverクラスター名

  • %s2 : JDBC接続プール名

  • %s3 : 運用資産格納ディレクトリーに格納されているJDBCドライバのファイル名(複数ある場合はカンマ区切りで表示します)

  • %s4 : クラスパスサフィックスで指定されたJDBCドライバのファイル名(複数ある場合はカンマ区切りで指定されている順に表示します)

[意味]

バージョンの異なるJDBCドライバが複数指定されています。

[ユーザーの対処]

JDBCドライバの設定を見直して、1バージョンだけ使用する設定にしてください。

詳細メッセージ:
Specfied JDBC driver does not exist.
%s1: %s2
  • %s1 : serverまたはGlassFish Serverクラスター名

  • %s2 : クラスパスサフィックスで指定されたJDBCドライバのパス名のうち、サーバー上に存在しないもの。複数ある場合は、カンマ区切りで表示します。

[意味]

クラスパスサフィックスで指定されたJDBCドライバが存在しません。

[ユーザーの対処]

クラスパスサフィックスに指定した、JDBCドライバのパス名を見直してください。パス名が正しい場合は、サーバー上にJDBCドライバが存在するか確認してください。

CKCG3034: SEVERE: The %s can not be read.

[可変情報]

%s : domain.xmlのパス名

[意味]

domain.xmlが読めませんでした。

[ユーザーの対処]

本メッセージが表示された場合は、“12.19 パラメータ点検機能の異常”に記載されている対応を実施してください。

CKCG3035: SEVERE: The %s does not exist.

[可変情報]

%s : domain.xmlのパス名

[意味]

domain.xmlが見つかりませんでした。

[ユーザーの対処]

本メッセージが表示された場合は、“12.19 パラメータ点検機能の異常”に記載されている対応を実施してください。

CKCG3099: SEVERE: Internal error occurred. : %s

[可変情報]

%s : 内部エラーの詳細情報

[意味]

内部エラーが発生しました。

[ユーザーの対処]

本メッセージが表示された場合は、“12.19 パラメータ点検機能の異常”に記載されている対応を実施してください。