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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.59.4 OM2300番台のメッセージ

ERROR: OM2300: {0}: Config element {1} {2} is not found.

[可変情報]

{0}:操作種別
{1}:定義項目名
{2}:定義項目に対する識別名

[意味]

定義項目名または定義項目名に対する識別名が存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定した定義項目名または定義項目に対する識別名を確認し、再度コマンドを実行してください。定義の確認については、getサブコマンドを利用してください。

ERROR: OM2301: Invalid connection definition. Connector Module with connection definition ({0}) not found

[可変情報]

{0}:接続定義名

[意味]

指定された接続定義名は存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい接続定義名を指定し、再度操作を実行してください。

ERROR: OM2302: Invalid Resource Type: {0}

[可変情報]

{0}:リソースタイプ

[意味]

以下のいずれかの理由により、リソースの作成に失敗しました。

  • 不正なリソースタイプが指定されました。

  • すでにリソースタイプが異なるリソースが登録されています。

  • JMS接続ファクトリ作成時に指定したリソースタイプとすでに登録されているコネクタ接続プールのリソースタイプが異なります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいリソースタイプを指定し、再度操作を実行してください。または、名前を変更してリソースを再度登録してください。

ERROR: OM2303: TransactionsRecovery:There is no recovering server with name {0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名

[意味]

指定されたGlassFish Serverインスタンスが存在しません。または、GlassFish Serverインスタンスが起動状態の場合、トランザクションログの格納ディレクトリーは指定できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下を確認してください。

  • 指定されたGlassFish Serverインスタンスが存在するか確認してください。存在しない場合、存在するGlassFish Serverインスタンスを指定して再度処理を実行してください。

  • GlassFish Serverインスタンスが起動状態の場合、トランザクションログの格納ディレクトリーを指定せずに、再度操作を実行してください。

ERROR: OM2304: TransactionsRecovery:txLogDir should be null for self recovering.

[意味]

以下のいずれかの理由により、トランザクションのリカバリ処理が失敗しました。

  • GlassFish Serverインスタンスが起動状態の場合、異なるGlassFish Serverインスタンスからトランザクションのリカバリは実行できません。

  • GlassFish Serverインスタンスが起動状態の場合、トランザクションログの格納ディレクトリーを指定する必要はありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

GlassFish Serverインスタンスの状態を確認して以下の対処を行ってください。

  • GlassFish Serverインスタンスが起動状態の場合、代替GlassFish Serverインスタンスを指定せずに再度操作を実行してください。

  • GlassFish Serverインスタンスが起動状態の場合、トランザクションログの格納ディレクトリーを指定せずに再度操作を実行してください。

ERROR: OM2305: TransactionsRecovery:Transactions of running server <<{0}>> can not be recovered from another server <<{1}>>

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverインスタンス名
{1}:対象GlassFish Serverインスタンス名

[意味]

起動状態のGlassFish Serverインスタンスがトランザクションを回復できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定されたGlassFish Serverインスタンスを停止し、再度操作を実行してください。

ERROR: OM2306: Invalid transaction Id or Transaction is over or Transaction monitoring is not enabled. : ID[{0}]

[可変情報]

{0}:トランザクションID

[意味]

以下のいずれかの理由により、トランザクションのロールバックのマークに失敗しました。

  • 指定されたトランザクションIDが無効です。

  • トランザクションが終了済みです。

  • モニタの状態が無効です。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいトランザクションIDが指定され、かつ、トランザクションが終了されなくて有効かを確認した上で、再度操作を実行してください。

ERROR: OM2307: Invalid characters in name: {0}.

[可変情報]

{0}:ユーザー

[意味]

不正な文字を含むユーザーが指定されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいユーザーを指定し、再度操作を実行してください。
ユーザー名に使用できる文字の詳細は、「5.2.6.3 fileレルムの設定」を参照してください。

ERROR: OM2308: Invalid characters in group: {0}.

[可変情報]

{0}:グループ名

[意味]

不正な文字を含むグループ名が指定されています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいグループ名を指定し、再度操作を実行してください。
グループ名に使用できる文字の詳細は、「5.2.6.3 fileレルムの設定」を参照してください。

ERROR: OM2309: User {0} already exists.

[可変情報]

{0}:ユーザー

[意味]

指定されたユーザーはすでに定義済みのため、操作に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

定義されていないユーザーを指定し、再度操作を実行してください。
以下のコマンドにより、定義済みユーザーの一覧を参照できます。

> asadmin list-file-users target

ERROR: OM2310: The resource "{0}" is shared by other instances or clusters. This Set operation is can only be performed at the domain level.

[可変情報]

{0}:リソース名

[意味]

指定されたリソースは、複数のGlassFish ServerインスタンスまたはGlassFish Serverクラスターから参照されているため、定義項目の設定に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

複数のGlassFish ServerインスタンスまたはGlassFish Serverクラスターから参照されているリソースの定義項目を変更する場合、定義項目名をGlassFish Serverクラスター名またはGlassFish Serverインスタンス名を指定しない形式で指定してください。
GlassFish Serverクラスター名またはGlassFish Serverインスタンス名を指定しない形式で定義項目を設定した場合、設定した内容はリソースを参照しているすべてのGlassFish Serverクラスター、GlassFish Serverインスタンスで有効になります。

ERROR: OM2311: Invalid Jvm Option {0}. Option must start with -.

[可変情報]

{0}:JVMオプション

[意味]

不正なJVMオプションが指定されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

JVMオプションに「-」から始まる文字列を指定し、再度操作を実行してください。

ERROR: OM2312: {0} already exists: cannot add duplicate

[可変情報]

{0}:リソース

[意味]

指定されたリソース名はすでに定義済みのため、操作に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

定義されていないリソース名を指定し、再度操作を実行してください。
以下のコマンドにより、定義済みリソースの一覧を参照できます。

> asadmin list-admin-objects target
> asadmin list-lifecycle-modules target
> asadmin list-jdbc-connection-pools
> asadmin list-jdbc-resources 
> asadmin list-jms-resources
> asadmin list-jndi-resources
> asadmin list-javamail-resources
> asadmin list-custom-resources 
> asadmin list-connector-connection-pools
> asadmin list-connector-resources 
> asadmin list-admin-objects 
> asadmin list-resource-adapter-configs
> asadmin list-resource-refs 

ERROR: OM2313: Attribute "{0}" not found

[可変情報]

{0}:定義項目名(オプション名)

[意味]

指定された定義項目名は存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい定義項目名を指定し、再度操作を実行してください。

ERROR: OM2314: No object matches the specified name "{0}"

[可変情報]

{0}:定義項目名

[意味]

指定された定義項目名は存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定した定義項目名が誤っている場合、正しい定義項目名を指定して再度実行してください。
他の操作により指定した定義項目名が削除された可能性があります。指定した定義項目名が存在するか確認してください。
指定した定義項目がサポートされていない旧バージョンから運用資産をリストアした場合、定義項目名が存在しない可能性があります。この場合は移行元の環境に応じた移行ガイドを参照し対処してください。

ERROR: OM2315: Cannot change the read only attribute. Attribute={0}

[可変情報]

{0}:定義項目名

[意味]

指定された定義項目名は変更不可のため、操作に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

この定義項目を変更することはできません。デフォルト値を利用して運用してください。

ERROR: OM2317: The application "{0}" is shared by other instances or clusters. This Set operation is can only be performed at the domain level.

[可変情報]

{0}:アプリケーション名

[意味]

指定されたアプリケーションは、複数のGlassFish ServerインスタンスまたはGlassFish Serverクラスターから参照されているため、定義項目の設定に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

複数のGlassFish ServerインスタンスまたはGlassFish Serverクラスターから参照されているアプリケーションの定義項目を変更する場合、定義項目名をGlassFish Serverクラスター名またはGlassFish Serverインスタンス名を指定しない形式で指定してください。
GlassFish Serverクラスター名またはGlassFish Serverインスタンス名を指定しない形式で定義項目を設定した場合、設定した内容はアプリケーションを参照しているすべてのGlassFish Serverクラスター、GlassFish Serverインスタンスで有効になります。

ERROR: OM2318: The resource "{0}" is not referenced by this cluster "{1}". The attribute "{2}" can only be modified at the domain level.

[可変情報]

{0}:リソース名
{1}:GlassFish Serverクラスター名
{2}:定義項目名(オプション名)

[意味]

指定されたリソースは、指定されたGlassFish ServerインスタンスまたはGlassFish Serverクラスターから参照されないため、定義項目の設定に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定したリソースと、GlassFish ServerインスタンスまたはGlassFish Serverクラスターの参照関係が正しいか確認してください。
複数のユーザーが同時に定義操作を行った場合も、本メッセージが出力される場合があります。他のユーザーが同時に定義操作を行っていないか確認し、必要に応じて再度操作を行ってください。

ERROR: OM2319: Missing expected dotted-name part

[意味]

不正な定義項目が指定されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい定義項目を指定し、再度操作を実行してください。

ERROR: OM2320: Illegal character "{0}"

[可変情報]

{0}:不正文字

[意味]

不正な文字が含まれています。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しい定義項目を指定し、再度操作を実行してください。

ERROR: OM2321: Illegal to specify null as an attribute value

[意味]

オペランドの指定に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

オペランドには、定義項目名と値を「=」で区切って指定してください。
指定できる値の詳細については、setサブコマンドを参照してください。

ERROR: OM2322: Wildcard characters may not be used for 'set' ({0})

[可変情報]

{0}:定義項目名

[意味]

オペランドにワイルドカード(「*」)を指定することはできません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

オペランドには、定義項目名と値を「=」で区切って指定してください。
指定できる値の詳細については、setサブコマンドを参照してください。

ERROR: OM2323: Invalid user or password

[意味]

指定されたユーザー名またはパスワードに誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定したユーザー、パスワードを確認し、再度操作を実行してください。
--passwordfileでパスワードファイルを指定している場合は、必要に応じて文字がエスケープされているか確認してください。
ユーザーのホームディレクトリー配下に.asadminpassファイルが存在している場合は、保存されているログイン情報が妥当でない可能性があります。
.asadminpassファイルを削除するか、必要に応じてasadmin loginサブコマンドを再実施してください。
上記で問題が解決しない場合は、「12.3.5 認証に失敗する旨のメッセージが出力される場合」をあわせて参照してください。

ERROR: OM2324: No such user [{0}].

[可変情報]

{0}:ユーザー

[意味]

指定されたユーザーは存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

存在するユーザーを指定し、再度操作を実行してください。
以下のコマンドにより、定義済みユーザーの一覧を参照できます。

> asadmin list-file-users target

ERROR: OM2325: The application "{0}" is not referenced by this cluster "{1}". The attribute "{2}" can only be modified at the domain level.

[可変情報]

{0}:アプリケーション名
{1}:GlassFish Serverクラスター名
{2}:定義項目名(オプション名)

[意味]

指定されたアプリケーションは、指定されたGlassFish ServerインスタンスまたはGlassFish Serverクラスターから参照されないため、定義項目の設定に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定したアプリケーションと、GlassFish ServerインスタンスまたはGlassFish Serverクラスターの参照関係が正しいか確認してください。

ERROR: OM2326: Resources: {0} "{1}" does not exist.

[可変情報]

{0}:リソースタイプ
{1}:JNDI名

[意味]

指定されたリソースが見つかりません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定したリソースが存在するか確認してください。

INFO: OM2327: Rollback successful. : ID[{0}]

[可変情報]

{0}:トランザクションID

[意味]

トランザクションのロールバックのマークに成功しました。

[システムの処理]

処理を継続します。

ERROR: OM2328: Rollback unsuccessful. Transaction is allowed to be rolled back in Active or MarkedRollback state. : ID[{0}]

[可変情報]

{0}:トランザクションID

[意味]

トランザクションのロールバックのマークに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

ロールバックのマークは、トランザクションの状態がActiveかMarkedRollbackの時に行ってください。

ERROR: OM2329: Rollback unsuccessful. Thread is not allowed to rollback the transaction. : ID[{0}]

[可変情報]

{0}:トランザクションID

[意味]

呼出し元に権限がないため、トランザクションのロールバックのマークに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

呼出し元の権限を確認してください。

ERROR: OM2330: Rollback unsuccessful. Unexpected error condition encountered by Transaction Manager. : ID[{0}]

[可変情報]

{0}:トランザクションID

[意味]

予期しない理由により、トランザクションのロールバックのマークに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

サーバーログ(server.log)に出力されている例外情報を参照し、原因を取り除いてください。

ERROR: OM2331: Resource {0} does not exist.

[可変情報]

{0}:リソース名

[意味]

指定されたリソースが見つかりません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定したリソースが存在するか確認してください。

ERROR: OM2332: Application {0} does not exist

[可変情報]

{0}:アプリケーション名

[意味]

指定されたアプリケーションが見つかりません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

可変情報に出力されたアプリケーションが存在するか確認してください。
なお、asadmin list-componentsサブコマンドで本メッセージが出力された場合、表示されているアプリケーション一覧に可変情報のアプリ名が含まれていることがありますが、他からの操作で削除された可能性がありますので、再度コマンドを実行しアプリケーションが存在するか確認してください。

WARNING: OM2333: Destination Resource {0} does not contain a property called Name. So deriving a destination name {1} from the provided JNDI name {0}.

[可変情報]

{0}:JNDI名
{1}:物理送信先

[意味]

JMS送信先リソース作成時に物理送信先(Nameプロパティ)が指定されていないため、物理送信先(Nameプロパティ)としてJNDI名を使用したことを示します。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

物理送信先を指定する場合は、作成されたJMS送信先リソースを物理送信先(Nameプロパティ)を指定して再作成するか、またはasadmin setサブコマンドを使用して物理送信先(Nameプロパティ)を設定してください。

ERROR: OM2334: Invalid ResourceAdapter: {0}

[可変情報]

{0}:JNDI名

[意味]

すでに登録されているリソースがJMSリソースではありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

  • JMS接続ファクトリ作成時に通知された場合は、JNDI名を変更するか、またはすでに登録されているコネクタ接続プールのリソースアダプタをjmsraに変更し、再度、JMS接続ファクトリを作成してください。

  • JMSリソース削除時に通知された場合は、指定しているJNDI名がJMSリソースのJNDI名か確認してください。