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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.38.13 JDO76600番台のメッセージ

JDO76604: JNDI lookup for cmp-resource '{0}' failed.

[可変情報]

{0}:JDBCリソースのJNDI名

[意味]

以下のいずれかの場合があります。

  • GlassFish EJB application deployment descriptor (glassfish-ejb-jar.xml)ファイルに定義したCMP Entity BeanのJDBCリソースのJNDI名に誤りがあります。

  • GlassFish EJB application deployment descriptor (glassfish-ejb-jar.xml)ファイルに定義したCMP Entity BeanのJDBCリソースが定義されてない、またはGlassFish Serverクラスターに有効になっていません。

[システムの処理]

呼出し元に例外を返却します。

[ユーザーの対処]

GlassFish EJB application deployment descriptor (glassfish-ejb-jar.xml)ファイルが正しいか確認してください。定義ファイルが正しい場合には、JDBCリソースが正しく定義されているか確認してください。

JDO76609: Got SQLException executing statement "{0}": {1}

[可変情報]

{0}:実行したSQL文
{1}:例外情報

[意味]

SQL文実行時にjava.sql.SQLExceptionが発生しました。

[システムの処理]

可変情報のSQL文の実行をスキップし、処理を継続します。

[ユーザーの対処]

可変情報に出力されているデータベースから返却された例外情報を確認し、必要に応じて以下の対処を実行してください。

  • 可変情報に出力されたSQL文を再度実行してください。

  • テーブル自動生成機能を利用する場合は、アプリケーションの再配備を行ってください。
    ただし、以下に該当する場合は、アプリケーションの再配備は不要です。

    • Symfowareのデーターベース簡単運用を使用する場合、プライマリキーのカラムのインデックスや一意性制約キーのカラムのインデックスはSymfowareで自動的に作成されます。このため、配備時のテーブル作成処理中にインデックスのDSOと同じ列の構成を指定したインデックスのDSOがすでに定義されているという警告が出力します。この場合、Symfowareで自動的に設定されたインデックスを利用するため問題ありません。
      Symfowareデーターベース簡単運用で設定されるインデックスについては、Symfowareのマニュアルを参照してください。

    • Symfowareのデーターベース簡単運用を使用する場合、テーブル削除処理を行うと、そのテーブルのプライマリキーのカラムのインデックスや一意性制約キーのカラムのインデックスはSymfowareで自動的に削除されます。このため、配備解除時のデータベーステーブル削除処理中に指定されたインデックスは定義されていないという警告が出力します。この場合、Symfowareで自動的に設定されたインデックスはSymfowareが削除を行うため、問題ありません。
      Symfowareデーターベース簡単運用で削除されるインデックスについては、Symfowareのマニュアルを参照してください。

JDO76611:Cannot connect to database via JNDI name '{0}': {1}

[可変情報]

{0}:リソースのJNDI名
{1}:エラー詳細

[意味]

リソース{0}のデータベースに接続できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

本メッセージ以降に続く、エラー詳細を参照してエラーの原因を取り除いてから、再度処理を実行してください。また、JDBCリソース定義に誤りがある可能性があります。glassfish-ejb-jar.xmlのリソース定義やアプリケーションを配備するGlassFish Serverクラスターのリソース定義を確認してください。

JDO76614: Deployment encountered SQL Exceptions: {0}

[可変情報]

{0}:例外情報

[意味]

配備または配備解除時にjava.sql.SQLExceptionを検出しました。

[システムの処理]

可変情報の例外情報に記載されたSQL文の実行をスキップし、配備処理または配備解除処理を継続します。

[ユーザーの対処]

続けて出力される可変情報の例外情報のメッセージを参照し、例外情報のメッセージの[ユーザーの対処]に記載されている対処を実行してください。

メッセージの出力例(asadminコマンドを使用して配備操作を行った場合)を以下に示します。

Command deploy executed successfully with following warning messages: WARNING:

JDO76614: Deployment encountered SQL Exceptions:
            JDO76609: Got SQLException executing statement "SQL文": 例外情報
            JDO76609: Got SQLException executing statement "SQL文": 例外情報
            JDO76609: Got SQLException executing statement "SQL文": 例外情報

注) GlassFish Server管理コンソールからの配備または配備解除の実行時に本メッセージが出力される場合、各メッセージの間の改行は出力されません。