ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

11.23.3 CLI300番台のメッセージ

INFO: CLI301: The cluster does not exist.

[意味]

GlassFish Serverクラスターが存在していません。

ERROR: CLI302: The cluster does not exist. NAME={0}

[可変情報]

{0}:GlassFish Serverクラスター名

[意味]

指定したGlassFish Serverクラスターが存在していません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいGlassFish Serverクラスター名を指定して、再度コマンドを実行してください。

ERROR: CLI303: The specified file is not a directory. FILE NAME={0}

[可変情報]

{0}:ファイル名

[意味]

指定されたファイル名はディレクトリーではありません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

存在するディレクトリーをファイル名に指定して、再度コマンドを実行してください。

ERROR: CLI304: An error occurred when writing file. FILE NAME={0} INFO={1}

[可変情報]

{0}:ファイル名
{1}:詳細情報

[意味]

ファイル出力で異常が発生しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

同時に出力されているメッセージを参照して失敗した原因を取り除いてから、再度処理を実行してください。

ERROR: CLI305: --file and property cannot be set at the same time.

[意味]

fileオプションとオペランドが同時に指定されたため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

fileオプションかオペランドのどちらかを指定して、再度コマンドを実行してください。

CLI306 Warning - The server located at {0} is not running.

[可変情報]

{0}:指定したポート番号

[意味]

指定されたDASは起動していません。

[システムの処理]

処理を中断します。

CLI307 Warning - remote server is not running, unable to force it to stop.
Try running stop-domain on the remote server.

[可変情報]

{0}:指定したポート番号

[意味]

DASの運用管理用HTTPリスナーのポート番号変更後に実行したstop-domainサブコマンドに指定したポート番号に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

DASの運用管理用HTTPリスナーのポート番号変更後にstop-domainサブコマンドを実行するときは、変更前のポート番号を指定してください。詳細は「運用管理用HTTPリスナーのポート番号を変更する場合」を参照してください。

INFO: CLI308: All Tests Passed, domain.xml is valid.

[意味]

domain.xmlの検証に成功しました。

ERROR: CLI309: Failed to parse domain.xml. FILE={0} ERROR={1}

[可変情報]

{0}:ファイル名
{1}:エラー情報

[意味]

domain.xmlの解析に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

エラー情報{1}に表示された詳細情報を参照して定義ファイルを修正し、再度コマンドを実行してください。

ERROR: CLI310: Tests Failed, domain.xml is invalid. FILE={0}

[可変情報]

{0}:ファイル名

[意味]

domain.xmlの定義内容が不正なため、検証に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

直後に出力されているエラー情報を参照して定義ファイルを修正し、再度コマンドを実行してください。

ERROR: CLI311: Invalid encoding specified, {0}. Valid encodings are: "UTF-8", "SJIS" and "EUC".

[可変情報]

{0}:指定されたエンコーディング

[意味]

サポートされていないエンコーディングが指定されたため、コマンドの実行に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下のうちいずれかのエンコーディングを指定して、再度コマンドを実施してください。

  • UTF-8

  • SJIS

  • EUC

ERROR: CLI312: Unable to start database. Please check log in {0}.

[可変情報]

{0}:ディレクトリー

[意味]

データベースの起動に失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

可変情報に示されたディレクトリー配下のログにエラー情報が出力されているため、ログファイルを参照してエラーの対処を行ってください。

ERROR: CLI313: No matches resulted from the wildcard expression.

[意味]

指定されたオペランドにマッチする定義項目が見つかりませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定したオペランドの記載が正しいか確認し、再度操作を実行してください。

ERROR: CLI314: Incorrect admin username and/or password.

[意味]

管理ユーザーのID、パスワードのいずれか一方または両方に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定した管理ユーザーに対し、以下を確認してください。

  • admin-realm に登録されていること()

  • asadmin グループに所属していること()

  • ID、パスワードに誤りがないこと

)GlassFish Server管理コンソールの以下で確認してください。
      設定> server-config> セキュリティ> レルム> admin-realm


確認後、再度コマンドを実施してください。
上記で問題が解決しない場合は、「12.3.5 認証に失敗する旨のメッセージが出力される場合」をあわせて参照してください。

ERROR: CLI315: Incorrect service admin username and/or password.

[意味]

サービス管理ユーザーのID、パスワードのいずれか一方または両方に誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

指定したサービス管理ユーザーに対し、以下を確認してください。

  • admin-realm に登録されていること()

  • asadmin グループに所属していること()

  • ID、パスワードに誤りがないこと

)GlassFish Server管理コンソールの以下で確認してください。
      設定> server-config> セキュリティ> レルム> admin-realm


確認後、再度コマンドを実施してください。
上記で問題が解決しない場合は、「12.3.5 認証に失敗する旨のメッセージが出力される場合」をあわせて参照してください。

INFO: CLI316: An entry for login exists for host [{0}] and port [{1}], probably from an earlier login operation.
Do you want to overwrite this entry (y/n)?

[可変情報]

{0}:ホスト名
{1}:ポート名

[意味]

ログイン情報を保存したファイルが既に存在します。

[システムの処理]

「y」が入力された場合は、ログイン情報を保存したファイルを上書きします。
「n」が入力された場合は、処理を中断します。

[ユーザーの対処]

ファイルを上書きしても良い場合は「y」を、処理を中断する場合は「n」を入力してください。

INFO: CLI317: Login information relevant to admin user name [{0}] for host [{1}] and admin port [{2}] stored at [{3}] successfully.
Make sure that this file remains protected. Information stored in this file will be used by asadmin commands to manage associated domain.

[可変情報]

{0}:管理ユーザー名
{1}:ホスト名
{2}:ポート名
{3}:ファイル名

[意味]

管理ユーザーのログイン情報をファイルに保存しました。
この情報は管理ユーザーの認証に利用されるため、ファイルの管理に注意してください。

INFO: CLI318: Login information is not saved for host name [{0}] and port [{1}]

[可変情報]

{0}:ホスト名
{1}:ポート名

[意味]

ログイン情報の保存を行いませんでした。

[システムの処理]

処理を中断します。

INFO: CLI319: Trying to authenticate for administration of server at host [{0}] and port [{1}] ...

[可変情報]

{0}:ホスト名
{1}:ポート名

[意味]

DASとの認証処理を行っています。

WARNING: CLI320: Login information could not be read for host name [{0}] and port [{1}]

[可変情報]

{0}:ホスト名
{1}:ポート名

[意味]

ログイン情報を保存したファイルの読込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

loginサブコマンドを実行した後で、再度コマンドを実行してください。

ERROR: CLI321: File output error. detail={0}

[可変情報]

{0}:詳細情報

[意味]

ファイルへの書込みに失敗しました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

詳細情報{0}をもとにエラーの原因を取り除いた後、再度コマンドを実行してください。

ERROR: CLI322: File {0} not found.

[可変情報]

{0}:ファイル名

[意味]

ファイルが存在しません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

ファイルが存在しない原因には以下が考えられます。

  • 削除された

ファイル{0}が存在するか確認し、参照可能な状態に復旧してください。復旧不可能な場合はiscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。

WARNING: CLI324: Operand target is deprecated.

[意味]

非推奨なオペランドが指定されました。

[システムの処理]

処理を継続します。

[ユーザーの対処]

指定されたオペランドを無視して処理を継続しました。
対処の必要はありません。

WARNING: CLI325: Option {0} deprecated.

[可変情報]

{0}:オプション名

[意味]

非推奨なオプションが指定されました。

[システムの処理]

処理を継続しました。

[ユーザーの対処]

指定されたオプションを無視して処理を継続しました。
対処の必要はありません。

WARNING: CLI326: Option {0} deprecated, use --{1} instead.

[可変情報]

{0}:非推奨オプション名
{1}:推奨オプション名

[意味]

非推奨なオプションが指定されました。

[システムの処理]

非推奨オプションを推奨オプションに置き換えて処理を継続しました。

[ユーザーの対処]

対処の必要はありません。
ただし、非推奨オプションの代わりに推奨オプションを使用するようにしてください。

ERROR: CLI327: The target is invalid.

[意味]

指定したターゲットに誤りがあります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下を確認してください。

  • ターゲットに指定した名前が正しいか確認してください。

  • ターゲットにGlassFish Serverインスタンス名を指定するコマンドに、誤ってGlassFish Serverクラスター名が指定されていないか確認してください。

  • ターゲットが起動しているか確認してください。

ERROR: CLI328: The ConnectorConnectionPool name {0} does not exist.Please give a valid pool name.

[可変情報]

{0}:コネクタ接続プールのプール名

[意味]

存在しないコネクタ接続プールのプール名が指定されました。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

正しいコネクタ接続プールのプール名を指定して再度処理を実行してください。

ERROR: CLI329: Invalid JVM options are detected. Initial JVM options also must be specified. OPTIONS={0}

[可変情報]

{0}:オプション指定値

[意味]

不正なJVMオプションが指定されています。デフォルトで定義されているJVMオプションも指定する必要があります。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

asadmin getコマンドを実行して、定義済みのJVMオプションも指定してください。
デフォルトで定義されているJVMオプションは、デフォルト設定(default-config)のJVMオプションの定義項目で確認してください。

WARNING: CLI331: The IP address for host name [{0}] could not be determined.

[可変情報]

{0}:ホスト名

[意味]

ホストのIPアドレスが判定できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

以下を確認してください。

  • 指定したホストに誤りがないか確認してください。

  • ネットワーク環境に異常がないか確認してください。

ERROR: CLI332: The service admin user is null.

[意味]

サービス管理ユーザーが設定されていないため、表示できません。

[システムの処理]

処理を中断します。

[ユーザーの対処]

asadmin change-service-adminuserコマンドを利用して、サービス管理ユーザーを設定してください。