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Interstage Application Server V13.0.0 GlassFish 設計・構築・運用ガイド
FUJITSU Software

7.1 運用形態

高信頼性システムは、業務運用中のサーバーに対して、同様の環境を備えたサーバーを待機として準備し、業務運用中のサーバーが故障時に待機していたサーバーで業務を引き継ぎます。これにより、業務全体を停止させることなく運用を継続できます。このような機能をクラスターサービス機能といいます。

クラスター製品

クラスターサービス機能は、下記のクラスターシステム上で動作します。

クラスターサービス機能を活用するためには、上記に対する知識が必要となります。詳細はクラスターシステムのマニュアルを参照してください。


クラスター形態

1:1運用待機の形態を提供します(ホットスタンバイは提供しません)。

なお、共有ディスク上での資産共有はできないため、運用ノード・待機ノード間の設定の共有ができません。また、クラスターサービスの切替え時に以下が引き継げません。

クラスター替え契機

クラスターサービス連携では、以下を契機に運用ノードと待機ノードの切り替えを行います。